B0サイズで迷いやすいのは、「A0よりさらに大きくする必要があるか」「JIS B判で進めて問題ないか」「巨大サイズでのデータ容量をどう抑えるか」という点です。先に寸法と見る距離、入稿条件を分けると大型掲示の判断がしやすくなります。
先に結論
- B0サイズは 1030mm×1456mm(103.0cm×145.6cm) を基準に考える
- 大判掲示は見る距離に応じて 150〜200dpi を基準にする
- 最後にポスター商品と価格表で仕様を確定する
寸法と解像度の目安を短く確認できます。
症状 2 そのまま印刷条件まで決めたい後半にポスター商品と価格への流れをまとめています。
症状 3 すぐにポスター印刷を見たい大判ポスターの仕様確認へそのまま進めます。
最初の1歩
ポスター仕様と価格まで確認する
サイズだけ分かっても、掲示方法や印刷条件が決まらないと制作が止まりやすくなります。ここでポスター商品と価格まで一緒に確認できます。
大判データや解像度で迷ったら お問い合わせ から確認できます。
B0サイズのポスターと人物の大きさ比較
B0サイズの寸法一覧
単位別のB0サイズ
| 単位 | 幅 | 高さ |
|---|---|---|
| ミリメートル (mm) | 1030mm | 1456mm |
| センチメートル (cm) | 103.0cm | 145.6cm |
| インチ (inch) | 40.55inch | 57.32inch |
日本のB判はJIS P 0138で定められた規格で、A判の各サイズの面積を√2倍にしたものです。B0の面積は約1.5㎡で、A0(約1㎡)より一回り大きくなります。日本国内で「B判」と言えばこのJIS規格を指します。
解像度別のピクセル数
B0は大判なので、解像度によってはファイルサイズが数百MBになります。用途別のピクセル数を確認しておきましょう。
| 解像度 | 用途 | 幅 (px) | 高さ (px) |
|---|---|---|---|
| 72dpi | Web表示・画面閲覧 | 2920px | 4127px |
| 150dpi | 大判印刷(遠距離視認) | 6083px | 8598px |
| 300dpi | 高解像度印刷 | 12165px | 17197px |
| 350dpi | 超高品質印刷 | 14193px | 20063px |
B0のような大判印刷物は2m以上離れて見ることがほとんどです。そのため150dpi程度でも十分な品質が得られます。300dpiで作成すると約2億ピクセル(12165×17197px)となり、ファイルサイズが数百MBに達します。PCのメモリ不足や入稿上限を超える原因にもなるため、印刷会社の推奨解像度を事前に確認してください。
B0と他のサイズの比較
B判サイズの関係
B0を起点に、B判の各サイズがどう関係しているかを見てみましょう。
| サイズ名 | 寸法 (mm) | B0との関係 |
|---|---|---|
| B0 | 1030×1456mm | 基準 |
| B1 | 728×1030mm | B0の半分 |
| B2 | 515×728mm | B0の1/4 |
| B3 | 364×515mm | B0の1/8 |
| B4 | 257×364mm | B0の1/16 |
B0とA0の比較
B0サイズ(JIS)
1030×1456mm
面積:1,499,680mm²
駅貼りポスター・大型看板向き
A0サイズ
841×1189mm
面積:999,949mm²
学会ポスター・展示パネル向き
B0はA0より面積で約1.5倍大きいサイズです。駅構内の広告ポスターや商業施設の壁面広告にはB0が、学会発表や展示会パネルにはA0が一般的に使われます。
JIS B判とISO B判の寸法の違い
| 規格 | B0寸法 (mm) | 備考 |
|---|---|---|
| JIS B判(JIS P 0138) | 1030×1456mm | 日本国内で使用 |
| ISO B判(ISO 216) | 1000×1414mm | 国際規格 |
日本国内の印刷業界・用紙メーカーで「B判」と言えばJIS規格のことを指します。海外の印刷会社に発注する場合はISO B判との寸法差に注意してください。JIS B0はISO B0より幅が30mm、高さが42mm大きくなります。
B0サイズの主な印刷用途
交通広告・屋外広告
- 駅貼りポスター - JR・私鉄各社の駅構内に掲出される大型ポスター
- 大型屋外看板 - 商業施設の外壁や道路沿いの看板に
- 商業施設の壁面広告 - ショッピングモールや百貨店内の大面積広告
展示会・イベント用途
- 展示会バックパネル - ブース背面の大型ビジュアルパネルに
- イベント告知パネル - 会場入口やロビーでの大型告知に
- 記者会見バックボード - スポンサーロゴを並べた背景パネルに
店舗・施設装飾
- 店頭大型ポスター - ウィンドウ面や壁面全体を使った視覚訴求
- 施設案内サイン - 病院・公共施設の大型フロアマップに
B0印刷データ作成のポイント
塗り足し(トンボ)の設定
B0でも塗り足しは上下左右3mm。大きいサイズなので割合は小さいですが、忘れずに設定しましょう。
| 項目 | サイズ |
|---|---|
| 仕上がりサイズ | 1030×1456mm |
| 塗り足し込みサイズ | 1036×1462mm |
解像度の選び方
B0ポスターは通常2m以上離れて見るため、150dpi程度でも十分な品質になります。300dpiで作成するとピクセル数は12165×17197px(約2億900万画素)に達し、ファイルサイズは非圧縮で数百MBを超えます。PCのメモリ不足やアプリのクラッシュの原因にもなるため、印刷会社の推奨解像度に合わせて作成してください。
よくある質問(FAQ)
Q. B0サイズは何センチですか?
A. B0サイズは103.0cm×145.6cm(1030mm×1456mm)です。畳1枚(約91×182cm)に近い面積で、成人男性の身長ほどの高さがあります。
Q. B0サイズのピクセル数は?
A. 解像度により異なります。150dpi(大判印刷向き)で6083×8598px、300dpiで12165×17197pxです。B0は遠距離から見る用途が多いため、150dpi前後でも十分な印刷品質になります。
Q. B判とA判の違いは何ですか?
A. A判はISO 216の国際規格で、A0の面積が1㎡です。JIS B判はA判の各サイズの面積を√2倍にした日本独自の規格で、A判より一回り大きくなります。たとえばB0(1030×1456mm)はA0(841×1189mm)の面積の約1.5倍です。
Q. JIS B判とISO B判の違いは何ですか?
A. 日本のB判はJIS P 0138規格、国際的なB判はISO 216規格で、寸法が異なります。JIS B0は1030×1456mm、ISO B0は1000×1414mmです。日本国内で「B判」と言えばJIS規格のことを指すので、海外発注時のみ注意が必要です。
まとめ
- B0サイズは1030mm×1456mm(103.0cm×145.6cm)
- JIS B判最大のサイズで、A0(841×1189mm)より面積約1.5倍
- 大判印刷は150dpi程度で十分な品質(300dpiだと約2億画素)
- B0の半分はB1(728×1030mm)
- 塗り足しは上下左右に3mm(仕上がり:1036×1462mm)
- 駅貼りポスター・大型屋外看板・展示会バックパネルに使われる
この記事のあとにやること
サイズの目安が見えたら、次は掲示環境に合わせて実際の印刷条件へ落とし込む段階です。
掲示距離と用途を決める
学会発表、店頭告知、展示会など、見る距離を前提にサイズを確定します。
解像度と塗り足しを決める
大判印刷向けのdpiと、断ち切りが必要な場合の塗り足しを整えます。
ポスター商品と価格を確認する
紙、ラミネート、枚数、納期まで見てから制作へ進みます。