「イベントのチケットを急いで作りたい」「店のクーポン券をとりあえず自作したい」——無料テンプレートを使えば、デザイナーに頼まなくても30分でチケットが完成する。ただし自宅印刷とネット印刷通販では仕上がりが全然違う。ミシン目やナンバリングが必要なら通販一択だ。
先に結論
- 急ぎで数枚だけ → Canva or Excelテンプレート → 自宅プリンターで印刷
- 100枚以上・キレイに → テンプレートでデザイン → ネット印刷通販に入稿
- ミシン目・ナンバリングが必要 → 通販印刷のオプションで対応(自宅では難しい)
Excel・Canva・Word対応テンプレートの入手先へ。
パターン 2 本格印刷したいミシン目・ナンバリング・PP加工の方法を解説。
パターン 3 デザインのコツを知りたいチケットに入れるべき要素と配置のコツへ。
本格チケットを作るなら
ミシン目・ナンバリング対応。通販印刷なら100枚2,200円〜で本格チケットが作れる
テンプレートでデザインを作ったら、PDFで入稿するだけ。厚手の用紙にオフセット印刷で、手に取ったときの質感が全然違う。
チケットの種類と用途
無料テンプレートの入手先
Canva(デザイン重視・初心者向け)
Canvaで「チケット」と検索すると数百種のテンプレートが出てくる。イベントチケット、クーポン券、食券など用途別に選べる。写真やロゴを差し替えて、PDF(印刷用)で書き出せばそのまま入稿できる。
Excel(編集しやすい・ナンバリング対応)
Excelテンプレートの強みは連番(ナンバリング)を自動で振れること。A列にオートフィルで連番を入力し、差し込み印刷すれば1枚ずつ番号が変わるチケットが作れる。
A4用紙にチケットを面付け。ナンバリング(連番)入りのレイアウト例
テンプレートを選ぶときのポイント
| 重視すること | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 見た目の良さ | Canva | 写真入りテンプレが豊富、操作も直感的 |
| 連番・ナンバリング | Excel + Word差し込み | オートフィル+差し込み印刷で自動連番 |
| とにかく早く | Canva | テンプレ選んで文字変えるだけで5分 |
| 社内の複数人で編集 | Googleスライド | リアルタイム共同編集ができる |
チケットデザインのコツ
チケットに入れるべき要素
| 要素 | 必須? | 配置場所 |
|---|---|---|
| イベント名・タイトル | 必須 | 上部の目立つ位置 |
| 日時 | 必須 | タイトル直下 |
| 会場・場所 | 必須 | 日時の下 |
| 料金・金額 | 有料イベントなら必須 | 右寄りまたは目立つ位置 |
| チケット番号 | 管理が必要なら | 下部または半券部分 |
| 半券(もぎり部分) | 入場管理するなら | 右端にミシン目で区切り |
| 注意事項 | あれば | 下部に小さく |
| QRコード | あれば便利 | 半券部分または裏面 |
サイズの目安
- イベントチケット:横180mm×縦55mm が定番。A4用紙に5枚面付けできる
- クーポン券:横91mm×縦55mm(名刺サイズ)が多い。財布に入るサイズ
- 回数券:横182mm×縦55mm 程度。10回分の枠を横に並べる
A4用紙1枚にチケットを複数枚レイアウトすることを「面付け」と呼ぶ。横180mm×縦55mmのチケットならA4に5枚入る。テンプレートによっては面付け済みのものもあるので、印刷後にカッターで切り分ける。通販印刷なら断裁済みで届くので手間がない。
テンプレートでデザインしたら
PDFで入稿するだけ。ミシン目・ナンバリング・PP加工もおまかせ
自宅プリンターだと用紙が薄い、ミシン目が入らない、断裁がガタガタ……。通販印刷なら厚手の用紙に印刷→断裁→ミシン目→ナンバリングまで全部やってくれる。
加工オプションで迷ったら お問い合わせ から相談できます。
自宅印刷 vs 通販印刷の比較
| 比較項目 | 自宅印刷 | ネット印刷通販 |
|---|---|---|
| 枚数 | 1〜20枚 | 100枚〜 |
| 品質 | インクジェット(にじみやすい) | オフセット(商業品質) |
| 用紙 | 普通紙〜厚紙(家庭用の範囲) | マットコート180〜220kg(しっかりした厚み) |
| ミシン目 | 手作業(ミシン目カッター) | 機械加工で均一 |
| ナンバリング | Excel差し込み印刷で対応可 | オプションで正確に印字 |
| 断裁 | カッターで手作業 | 機械断裁でまっすぐ |
| コスト(100枚) | インク代+用紙代で約1,000〜2,000円 | 約2,200円〜(断裁・ミシン目込み) |
| 手間 | 印刷→断裁→ミシン目で1〜2時間 | 入稿して届くのを待つだけ |
20枚以下の「とりあえず」用なら自宅印刷で十分。100枚以上、またはミシン目・ナンバリングが必要なら通販印刷のほうが早くてキレイ。手作業でミシン目を100枚入れるのは相当な手間。
ミシン目・ナンバリング・PP加工
ミシン目加工
チケットの「もぎり」部分に入れるミシン目。手でキレイにちぎれるようにする加工。
- 自宅でやる場合:ミシン目ロータリーカッター(100均〜500円)を使う。まっすぐ入れるのが難しく、100枚やると腕が疲れる
- 通販印刷の場合:注文時に「ミシン目加工」オプションを選ぶだけ。位置を指定すれば均一に入る
【写真挿入エリア】
ミシン目入りチケットの半券をちぎっている写真
(もぎり部分のミシン目がわかる構図)
ナンバリング(連番印字)
抽選券やチケット管理に使う連番。001、002、003……と1枚ずつ番号が変わる。
- 自宅でやる場合:Excelで連番データを作り、Wordの差し込み印刷で1枚ずつ番号を変えて印刷する
- 通販印刷の場合:注文時に「ナンバリングオプション」を選び、開始番号と桁数を指定するだけ
PP加工(ラミネート)
表面にフィルムをコーティングして耐水性・耐久性を上げる加工。クーポン券やギフト券など、繰り返し手に触れるものに向いている。ツヤあり(光沢PP)とツヤなし(マットPP)の2種類がある。
よくある質問
Q. チケットを無料で自作できますか?
できる。CanvaやExcelの無料テンプレートを使えば、デザインの知識がなくても作れる。自宅プリンターで印刷するか、PDFにして通販印刷に入稿すれば本格的な仕上がりになる。
Q. チケットにミシン目を入れるにはどうすれば?
自宅ではミシン目ロータリーカッター(100均でも入手可)を使う。ただし100枚以上は大変なので、通販印刷の加工オプションを使うのが現実的。
Q. ナンバリング(連番)を入れるには?
Excelのオートフィルで連番データを作り、Wordの差し込み印刷で1枚ずつ番号を変えて印刷する方法がある。大量に必要なら通販印刷のナンバリングオプションが正確で早い。
Q. チケットの印刷に向いている用紙は?
マットコート180kg〜220kgが定番。厚みがあり、手に持ったときにしっかりした質感がある。クーポン券にはPP加工をかけると高級感と耐久性が上がる。
Q. A4用紙にチケットを何枚レイアウトできますか?
標準的なイベントチケット(180mm×55mm)ならA4に5枚入る。名刺サイズのクーポン券(91mm×55mm)ならA4に10枚入る。
この記事のあとにやること
テンプレートでデザインを作る
Canva or Excelのテンプレートを選んで文字を差し替え。
PDFで書き出す
PDF(印刷用)で保存。塗り足しを含める。
印刷する
少量なら自宅、100枚以上やミシン目が必要なら通販印刷。
何でも相談OK
チケットの印刷・加工・デザイン、入稿前に何でも聞いてください
「ミシン目の位置はどこがいい?」「ナンバリングの桁数は?」「用紙はどれがいい?」——印刷の相談は無料。