回数券テンプレートの選び方|飲食店・美容室・整体院向け
「回数券を作りたいけど、どんなデザインがいいのかわからない」——印刷会社で働いていると、この相談をよく受けます。
ぶっちゃけ、回数券ってデザインより「使いやすさ」のほうが大事なんです。見た目がおしゃれでも、お客さんが使いにくい回数券は意味がない。今回は、業種ごとに「こういう回数券が使いやすい」というポイントをお伝えします。
回数券テンプレートを選ぶ前に考えること
デザインを決める前に、まず以下の3つを整理してください。
1. 何回分にする?
5回券、10回券、12回券など。業種によって向いている回数が違います。
2. 有効期限は?
「発行日から6ヶ月」「最終利用日から1年」など。期限なしの場合もあり。
3. 管理方法は?
スタンプ式、切り取り式、チェックボックス式など。お店の運用に合わせて選びます。
これが決まっていれば、テンプレート選びはスムーズです。逆に決まっていないと、「なんとなく」で選んでしまい、後から「使いにくい」となりがち。
業種別|回数券テンプレートの選び方
飲食店・カフェの回数券
☕ おすすめポイント
・回数:5〜10回(ドリンク券なら10回、ランチ券なら5回程度)
・サイズ:名刺サイズか、ひとまわり大きいショップカードサイズ
・管理方法:スタンプ式が定番(押すだけで簡単)
・ポイント:財布に入るサイズ、水に強い用紙(コート紙)推奨
飲食店で一番多いのは「コーヒー10杯券」「ランチ5回券」のようなシンプルな回数券。お客さんが毎回財布から出すので、名刺サイズ〜ショップカードサイズがベストです。大きすぎると財布に入らず、家に置きっぱなしになります。
管理はスタンプ式が楽。レジ横にスタンプを置いておけば、会計時にサッと押せます。「日付を書く」方式は面倒で、お客さんを待たせることにもなるので避けたほうが無難。
美容室・ネイルサロンの回数券
💅 おすすめポイント
・回数:3〜6回(施術メニュー単位)
・サイズ:名刺サイズ or 診察券サイズ
・管理方法:チェックボックス式・日付記入式(施術履歴を残したい)
・ポイント:高級感のあるデザイン、マット紙で上品に
美容系は施術単価が高いので、「いつ使ったか」を記録しておきたいケースが多いです。そのため、日付を書けるスペースがあるデザインが好まれます。
デザイン面では、サロンのイメージに合わせたおしゃれな見た目が大事。マット紙(つや消し)で高級感を出すと、お客さんの満足度が上がります。安っぽいデザインだと、せっかくの回数券が「お得感」だけになってしまう。
整体院・マッサージ店の回数券
💆 おすすめポイント
・回数:5〜12回(治療系は多めが好まれる)
・サイズ:名刺〜ショップカードサイズ
・管理方法:切り取り式・スタンプ式
・ポイント:施術コースごとに色分け、有効期限を目立たせる
整体院は「○○コース回数券」「△△コース回数券」と複数のメニューを扱うことが多いので、色分けしたデザインがおすすめ。青は「肩こりコース」、緑は「腰痛コース」のように、一目で区別できると便利です。
また、整体は継続利用が前提なので、10〜12回の回数券が主流。有効期限は長めに設定(6ヶ月〜1年)して、お客さんのペースで通えるようにするのがポイント。
ジム・スポーツスクールの回数券
🏋️ おすすめポイント
・回数:10〜20回(レッスン1回単位)
・サイズ:名刺サイズ or チケット型(細長)
・管理方法:切り取り式(1回ずつ回収)
・ポイント:汗に強い用紙(コート紙)、紛失しにくいカードケース付きも人気
ジムやスポーツスクールは「1回ずつ切り取って回収」するスタイルが多いです。これは、どのお客さんが何回来ているか、お店側で把握できるメリットがあります。
注意点は、運動後に触ることが多いので汗や水に強い用紙を選ぶこと。コート紙(つやあり)なら多少の水滴も弾きます。
回数券テンプレートで失敗しないコツ
1. 情報を詰め込みすぎない
「せっかく作るんだから」と、あれもこれも入れたくなる気持ちはわかります。でも、回数券に必要な情報は意外と少ない。
回数券に必要な情報
・店名(ロゴ)
・回数券の内容(「コーヒー10杯券」など)
・有効期限(ある場合)
・回数を記録するスペース(スタンプ欄・チェック欄)
なくてもいい情報
・詳しい住所(常連客は知っている)
・電話番号(名刺やショップカードに任せる)
・営業時間(変わることもある)
情報を絞ることで、デザインがスッキリし、スタンプ欄も大きく取れます。
2. 有効期限は目立たせる
「期限が書いてあったのに気づかなかった」というトラブルを避けるため、有効期限は目立つ位置に、わかりやすく書きましょう。
「※本券は発行日より6ヶ月間有効です」のような注意書きより、「有効期限:____年__月__日まで」と書き込めるスペースを作るほうが明確です。
3. スタンプ欄は余裕を持って
スタンプ式の場合、スタンプ欄が小さすぎると押しにくい。特に丸いスタンプを使うなら、直径15mm以上のスペースを確保してください。
また、「予備のマス」を1〜2個作っておくと、押し間違えたときに助かります。
用紙選びのポイント
コート紙(つやあり)
一番ポピュラーな用紙。発色がよく、水に強い。飲食店やジムなど、汚れやすい環境で使うならこれ。180kg以上の厚さがおすすめ。
マット紙(つやなし)
高級感があり、落ち着いた印象。美容室や高級サロン向け。ただし、水には弱いので注意。
上質紙
ボールペンやスタンプのインクが染み込みやすい。日付を手書きする場合に向いている。ただし、汚れやすいので飲食店には不向き。
お客様からよくいただく質問
Q. テンプレートをそのまま使っても大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。当店のテンプレートは、店名やロゴを入れ替えるだけで使えるようになっています。「ちょっとだけアレンジしたい」という場合もご相談ください。
Q. 自分でデザインしたデータを入稿できますか?
はい、完全データ入稿も対応しています。IllustratorやPhotoshopのデータはもちろん、CanvaやPowerPointで作ったPDFでも印刷可能です。
Q. 回数券に「ナンバリング」は入れられますか?
はい、オプションで対応可能です。回数券1枚ずつに連番を入れることで、管理がしやすくなります。不正使用の防止にもなります。
Q. 最低ロットは何枚からですか?
100枚から印刷可能です。まずは少量でテスト印刷して、お客さんの反応を見てから増刷するのもおすすめです。
まとめ
回数券テンプレートを選ぶときは、見た目より「使いやすさ」を重視してください。業種によって、適した回数・サイズ・管理方法が違います。
飲食店ならスタンプ式で名刺サイズ、美容室なら日付記入式で高級感のあるマット紙、整体院なら色分けした複数コース対応、ジムなら切り取り式で水に強いコート紙——という感じで、お店の運用に合ったものを選ぶのがポイントです。
「うちのお店にはどんな回数券が合う?」と迷ったら、お気軽にご相談ください。業種に合わせたテンプレートをご提案します。