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PDF入稿エラーの原因と解決法|よくあるエラー7選 | アイリィデザイン

PDF入稿は印刷データの標準形式として定着していますが、正しい設定で書き出さないとエラーが発生し、印刷会社から再入稿を求められることがあります。本記事では、PDF入稿時によく発生する7つのエラーとその解決法を具体的に解説します。

PDF入稿は印刷データの標準形式として定着していますが、正しい設定で書き出さないとエラーが発生し、印刷会社から再入稿を求められることがあります。本記事では、PDF入稿時によく発生する7つのエラーとその解決法を具体的に解説します。

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PDF入稿でよくあるエラー

PDF入稿で発生するエラーには、共通したパターンがあります。印刷会社から指摘を受けやすいエラーを把握しておけば、事前に対策を取ることができます。

よく発生するエラーは以下の7つです。

  1. RGBカラーエラー:CMYKに変換されていない
  2. フォント埋め込みエラー:フォントが正しく埋め込まれていない
  3. 解像度不足エラー:画像の解像度が低すぎる
  4. トンボ不備:トンボが設定されていない
  5. 塗り足し不足:断ち切りまでデザインが届いていない
  6. 透明効果の未分割:透明効果が正しく処理されていない
  7. PDF形式の不一致:印刷に適していないPDF形式で保存

これらのエラーは、正しい手順でPDFを書き出せば防げます。ひとつずつ見ていきましょう。入稿の基本についてはデータ入稿ガイドもご参照ください。

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RGBカラーエラー

RGBカラーエラーは、PDF入稿で最も多いエラーの一つです。画面表示用のRGBモードのまま入稿すると、印刷会社でCMYKに自動変換されますが、色味が想定と異なる結果になります。

原因:Illustratorで新規ドキュメントを作成する際、カラーモードをCMYKに設定していないケースが該当します。また、Web用の画像をそのまま配置した場合も、RGB画像がPDFに含まれてしまいます。

解決法:ドキュメント作成時にCMYKカラーを選択します。既存のドキュメントは「ファイル」→「ドキュメントのカラーモード」→「CMYKカラー」で変換できます。配置画像はPhotoshopで事前にCMYKに変換しておきましょう。

PDF書き出し時に「出力」タブで「カラー変換」を「出力先の設定に変換」にすると、RGB要素を自動でCMYKに変換できます。ただし、色味が変わる可能性があるため、最初からCMYKで制作することを推奨します。

フォント埋め込みエラー

フォント埋め込みエラーは、PDFにフォント情報が含まれていないために発生します。印刷会社のシステムにそのフォントがインストールされていない場合、別のフォントに置き換わりレイアウトが崩れます。

原因:PDF保存設定でフォントの埋め込みがオフになっている、またはライセンス制限で埋め込みできないフォントを使用しているケースです。

解決法:IllustratorではPDF書き出し前にすべてのフォントをアウトライン化するのが確実です。「選択」→「すべてを選択」の後、「書式」→「アウトラインを作成」を実行します。アウトライン化後は編集できなくなるため、必ず別名保存してください。

PDF/X-1a形式で保存すれば、フォントは自動的に埋め込まれます。保存後にAcrobatで「ファイル」→「プロパティ」→「フォント」タブを開き、すべてのフォントが「埋め込みサブセット」になっているか確認しましょう。フォントのアウトライン化について詳しくはフォントアウトライン化ガイドをご覧ください。

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解像度不足エラー

解像度不足エラーは、配置画像の解像度が印刷に必要な水準に達していない場合に発生します。画面では綺麗に見えても、印刷すると画像がぼやけたり、ギザギザが目立ったりします。

原因:Webサイトからダウンロードした画像(72dpi程度)をそのまま使用している、スマートフォンで撮影した写真を大きく拡大して使っているなどが典型的なケースです。

解決法:印刷用画像は原寸で350dpi以上が必要です。Illustratorでは配置画像を選択し、「リンク」パネルで実効解像度を確認できます。解像度が不足している場合は、元の高解像度データを入手するか、使用サイズを縮小してください。

Photoshopで解像度を上げても(72dpi→350dpi)、画質自体は改善しません。低解像度の画像を無理に使わず、撮り直しや素材の再購入を検討しましょう。

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