印刷データの入稿ミスで多いのは「塗り足し忘れ」「RGB入稿」「フォント未アウトライン」の3つ。知っていれば防げるものばかりですが、チェックを怠ると再入稿になり、納期に影響します。

このページでは、入稿前に確認すべき10項目のチェックリストを図解つきでまとめました。全項目をクリアできなくても、当社のデータチェック・データ変換オプションでカバーできます。

印刷入稿データのチェック作業をしているパソコン画面の写真
印刷入稿データのチェック作業をしているパソコン画面
推奨: 1200x670 / ファイル名: nyuko-checklist-hero.jpg

入稿前の10項目チェックで、印刷トラブルの大半は防げる

データに不安がある方へ

無料データチェック

入稿後にスタッフがデータを確認。不備があれば印刷前にご連絡します

データ変換オプション

RGB→CMYK変換・解像度調整・アウトライン化などを当社で代行します

電話・メール相談

データの作り方が分からない場合も、お気軽にご相談ください

完璧なデータでなくても注文できます。入稿後に当社スタッフがデータを確認し、問題があればご連絡します。

データが不安でも大丈夫

テンプレートを使えば設定ミスを防げます

サイズ・塗り足しの初期設定が済んだテンプレートを無料で配布しています。

  • サイズ・塗り足しの初期設定を省けます
  • 商品一覧と価格表へそのまま進めます
  • 判断に迷う場合はデータについて相談できます

入稿データ10のチェック項目

入稿データの10項目チェックリストを図解したインフォグラフィック
入稿データ10項目チェックリストのインフォグラフィック
推奨: 1200x700 / ファイル名: nyuko-checklist-10items.jpg

10項目のうち特に「塗り足し」「解像度」「カラーモード」の3つが頻出トラブル

各項目のOK例・NG例を見比べながら、自分のデータを確認してください。不安な項目があっても、入稿後に当社でチェックします。

1

塗り足し3mm

OK
外側3mmまでデザインが伸びている
NG
仕上がりサイズぴったりで終わっている
確認方法

Illustratorなら「ドキュメント設定」で裁ち落としが上下左右3mmになっているか確認。背景色や写真が仕上がり線の外まで伸びているかを目視チェックします。

ミスるとどうなるか

仕上がりの端に意図しない白いフチが出ます。背景がベタ色や写真の場合は特に目立ちます。

この項目が不安なら → データ変換オプションで塗り足しの調整に対応できます
2

トンボ(トリムマーク)

OK
四隅にL字マーク(トンボ)がある
NG
トンボがない — 断裁位置が不明
確認方法

Illustratorの場合、仕上がりサイズの四隅にL字型のマークが見えていればOK。PDF入稿の場合は「トンボ付きPDF」で書き出しているか確認してください。

ミスるとどうなるか

断裁位置が特定できず、再入稿の連絡が入ります。納期が遅れる直接の原因になります。

3

カラーモードCMYK

OK — CMYK
印刷で再現できる落ち着いた色味
NG — RGB
画面上は鮮やかだが印刷ではくすむ
確認方法

Illustratorなら「ファイル → ドキュメントのカラーモード」がCMYKになっているか確認。Photoshopなら「イメージ → モード」を確認します。

ミスるとどうなるか

画面で見ていた鮮やかな色がくすんだ色に変わります。特に蛍光グリーンや鮮やかなブルーはCMYKでは再現できません。

この項目が不安なら → データ変換オプションでRGB→CMYK変換に対応できます
4

解像度300dpi以上

OK — 300dpi
300dpi
シャープで鮮明な印刷結果
NG — 72dpi
72dpi
ぼやけてモザイク状に見える
確認方法

Photoshopの「イメージ → 画像解像度」で確認。Illustratorの場合は「リンク」パネルで配置画像の解像度を確認できます。原寸(100%表示)での解像度で判断してください。

ミスるとどうなるか

写真やイラストがぼやけてモザイク状に見えます。小さい画像を無理に拡大した場合が特にひどくなります。

この項目が不安なら → データ変換オプションで解像度の確認・調整に対応できます
5

フォントのアウトライン化

OK
アイリィデザイン
アウトライン化済み — どの環境でも同じ表示
NG
□○△■◇▲◆
フォント未処理 — 別の環境で文字化け
確認方法

Illustratorで「書式 → フォント検索」を実行し、フォントが0件であればアウトライン化済み。PDF入稿の場合は「フォントの埋め込み」でも代用可能です。

ミスるとどうなるか

フォントが置き換わり、文字の形・サイズ・行間が崩れます。レイアウトが完全に壊れることもあります。

この項目が不安なら → データ変換オプションでアウトライン化に対応できます
6

文字の安全マージン3mm

OK
TEL 052-XXX
3mm内側に文字を配置
NG
TEL 052-XXX
端ギリギリ — 断裁で文字切れの恐れ
確認方法

Illustratorなら仕上がり線から3mm内側にガイド線を引き、文字やロゴがはみ出していないかチェックします。

ミスるとどうなるか

断裁ズレで文字の端が切れます。電話番号やURLが1文字欠けるだけで、印刷物として使い物になりません。

7

リッチブラック確認

OK — 合計240%
C60/M40/Y40/K100
インク量が適正範囲
NG — 合計400%
C100/M100/Y100/K100
350%超 — 裏移り・波打ちの原因
確認方法

Illustratorの「分版プレビュー」でインク総量を確認。推奨値はC60/M40/Y40/K100(合計240%)です。

ミスるとどうなるか

インク量過多で乾燥不良になり、裏面にインクが付着(裏移り)します。用紙が波打つこともあります。

8

画像の埋め込み

OK
画像がファイルに埋め込まれている
NG
リンク切れ — 画像が表示されない
確認方法

「リンク」パネルで各画像の状態を確認。リンクアイコン付きの画像があれば、選択して「画像を埋め込み」を実行します。

ミスるとどうなるか

画像が表示されず、×マークや低解像度のプレビューのまま印刷されます。

この項目が不安なら → 画像ファイルを同梱して入稿いただければ、当社で埋め込み処理します
9

不要レイヤー削除

OK
デザイン
背景
必要なレイヤーだけが残っている
NG
デザイン
メモ
案2
非表示レイヤーが残っている
確認方法

レイヤーパネルで非表示レイヤーがないか確認。不要なレイヤーは削除してからアウトライン化・画像埋め込みを行います。

ミスるとどうなるか

「校正用テキスト」「案2のデザイン」など、不要な要素が印刷物に出てしまいます。

10

ファイル形式確認

OK
AI
PSD
PDF
AI / PSD / PDF — 当社対応形式
NG
JPG
PNG
DOCX
非対応形式 — 変換が必要
確認方法

当社の対応形式はAI(CC対応)・PSD・PDF(X-1a推奨)です。PDF入稿の場合は「PDF/X-1a」または「プレス品質」で書き出すのが安全です。

ミスるとどうなるか

非対応のファイル形式で入稿すると、開けない・変換でレイアウトが崩れるといったトラブルが起きます。

ソフト別の設定方法

Illustrator・Photoshop・InDesignのCMYK設定画面を並べた比較図
ソフト別CMYK設定画面の比較図
推奨: 1200x600 / ファイル名: nyuko-software-settings.jpg

ソフトごとにCMYK変換の手順が異なるので注意

設定項目操作手順
塗り足しドキュメント設定 → 裁ち落とし → 天地左右すべて3mm
トンボ効果 → トリムマーク、またはファイル → 印刷... → トンボ
CMYK変換ファイル → ドキュメントのカラーモード → CMYK
アウトラインすべて選択(Ctrl+A) → 書式 → アウトラインを作成
画像埋め込みリンクパネル → リンク画像を選択 → 右上メニュー → 画像を埋め込み
設定項目操作手順
カラーモードイメージ → モード → CMYKカラー
解像度イメージ → 画像解像度 → 300ppi(「再サンプル」をOFFにしてサイズ確認)
保存形式PSD or PDF(レイヤー統合推奨)
設定項目操作手順
PDF保存共有 → ダウンロード → ファイルの種類「PDF(印刷)」
塗り足し「トリムマークと塗り足し」にチェックを入れる
注意点カラーモードはRGBベース。CMYKが必要な場合はCanva Proを使うか、PDF書き出し後にIllustratorで変換。当社のデータ変換オプションでも対応可能です
設定項目操作手順
サイズ設定デザイン → スライドのサイズ → ユーザー設定のスライドのサイズ
塗り足し仕上がりサイズ+6mm(上下左右3mm分)でスライドサイズを設定
PDF保存ファイル → 名前を付けて保存 → ファイル形式「PDF」
注意点フォント埋め込みの確認が必要。オプション → 保存 → 「ファイルにフォントを埋め込む」にチェック

よくある質問(FAQ)

塗り足しとは何ですか?

塗り足し(ぬりたし)は、仕上がりサイズの外側に3mm余分にデザインを伸ばす領域です。断裁時のズレで白い隙間が出るのを防ぎます。背景色や写真が端まであるデザインでは必須です。

リッチブラックは、K100%に加えてCMYも混ぜた濃い黒色です。広い面積のベタ黒を深く見せるために使います。ただし、CMYK合計が350%を超えるとインクが乾かず裏移りするため、C60/M40/Y40/K100程度(合計240%)が推奨です。

はい、入稿できます。CanvaからPDF形式でダウンロードする際、「トリムマークと塗り足し」にチェックを入れてください。カラーモードはCMYKを推奨しますが、RGBでも当社で対応可能です。Canva Proならカラープロファイル設定でCMYK出力ができます。

解像度が300dpi未満だと、印刷時に写真やイラストがぼやけたりギザギザに見えたりします。特に大きく拡大した画像は顕著です。Web用の72dpi画像はそのまま使えません。元画像の解像度が低い場合は、高解像度の素材を用意し直す必要があります。

はい。入稿後に当社でデータを確認し、軽微な修正は無料で対応します。大幅な修正が必要な場合はデータ変換オプション(有料)をご利用ください。まずはデータをお送りいただければ、対応可否をお伝えします。

そのまま入稿いただいて問題ありません。データに不備があれば印刷前にご連絡します。お急ぎの場合はお電話(052-684-5557)でご相談ください。

はい。PDF形式で保存していただければ入稿可能です。フォントの埋め込み設定だけご確認ください。PowerPointの場合は「オプション → 保存 → ファイルにフォントを埋め込む」にチェックを入れてからPDF保存してください。

データの不安はアイリィデザインにお任せください

チェックリストで不安が残る項目があっても大丈夫です。
入稿後のデータチェックやデータ変換オプションで、確実に印刷できる状態に仕上げます。

お電話でのご相談: 052-684-5557(平日10:00-18:00)

次の行動

データの準備ができたら、商品と価格を確認

テンプレートで土台を整えた後は、商品選択へ進めます。

  • テンプレートで土台を整えた後は条件確認へ進めます
  • 商品が未確定なら商品一覧から絞り込めます
  • 入稿前の不安はお問い合わせから確認できます

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