オリジナル包装紙の作り方ガイド
包装紙の作り方
店舗の顔となるオリジナル包装紙
包装紙って、実はお店の「顔」なんです
印刷会社で15年以上働いていると、包装紙の注文をいただく機会がとても多いんですが、正直なところ「包装紙なんてなんでもいいでしょ」と思っているオーナーさんも少なくないんですよね。でも、ぶっちゃけそれ、めちゃくちゃもったいないです。
以前、開業間もない洋菓子店のオーナーさんから「最初は経費削減で市販の包装紙を使ってたんですけど、オリジナルに変えたらお客さんから『この包装紙かわいい!』って言われることが増えて、SNSにも投稿してもらえるようになったんです」という話を聞きました。包装紙って、お客様が商品を受け取ってから家に持ち帰るまで、ずっと目に入っているものなんですよね。
現場で感じること
包装紙をオリジナルにすると、まずブランドの認知度が上がります。ロゴや店名が自然と目に入るので、「あ、あのお店で買ったやつだ」と思い出してもらいやすくなる。それに、プレゼントで渡す場合は「どこで買ったの?」という会話のきっかけにもなります。最近だとInstagramに投稿してくれるお客様も多いので、包装紙のデザインがそのまま宣伝になることもありますね。
お客様からよくいただく質問:サイズはどう選べばいい?
サイズ選びで失敗されるケースが結構あるんです。先日も「A4で作ったんですけど、商品を包もうとしたら全然足りなくて...」というご相談がありました。商品のサイズぴったりで作ってしまうと、包むときに紙が足りなくなってしまうんですよね。
目安としては、商品を包んだときに上下左右に5cm以上の余裕があるサイズを選ぶのがベストです。ちょっと大きいかな?と思うくらいでちょうどいいことが多いですね。
| サイズ | 寸法 | こんな商品に向いてます |
|---|---|---|
| A4サイズ | 210×297mm | アクセサリーや小物、ちょっとした雑貨など |
| A3サイズ | 297×420mm | Tシャツやストール、本などの中型商品 |
| B4サイズ | 257×364mm | お菓子の詰め合わせやギフトボックス |
| B3サイズ | 364×515mm | 大きめのギフトセットや複数点まとめて包む場合 |
| 全紙 | 788×1091mm | 業務用や大型商品向け |
実際にあったトラブル
以前、あるお菓子屋さんがA4サイズで500枚作られたんですが、いざ使ってみると箱が包めないサイズだったんです。結局A3で作り直すことになってしまいました。最初にサンプルを1枚お渡しして「実際に包んでみてください」とお願いするようにしてから、こういったトラブルはほとんどなくなりましたね。
用紙選びで印象がガラッと変わります
「用紙なんてどれでも同じじゃないの?」と思われがちなんですが、実は用紙の選び方でお店の印象がかなり変わってきます。ここは正直、一番相談が多いポイントかもしれません。
コート紙 - 華やかさ重視ならこれ
表面にツヤがあって、写真やカラフルなイラストがキレイに出ます。洋菓子店やコスメショップなど、華やかなイメージのお店によく選ばれますね。ただ、ツヤがある分「高級感」というより「ポップで明るい」印象になりやすいので、落ち着いた雰囲気を出したい場合は次のマット紙がおすすめです。
マット紙 - 上品さを出したいなら
光沢を抑えた落ち着いた質感で、高級感を演出しやすいです。和菓子店やジュエリーショップ、ちょっといいレストランのテイクアウト用など、「上質」を売りにしているお店に人気があります。個人的には、迷ったらマット紙をおすすめすることが多いですね。
クラフト紙 - ナチュラル志向のお店に
茶色っぽい素朴な風合いで、オーガニック系のお店やベーカリー、雑貨屋さんにぴったりです。「手作り感」や「あたたかみ」を出したいときに選ばれることが多いですね。エコを意識しているお店のブランディングにも合います。ただ、発色がちょっと沈みがちなので、デザインは単色やシンプルなものが向いています。
薄葉紙 - アパレルやギフトの定番
薄くて透け感のある紙で、靴やバッグ、洋服を包むのによく使われます。商品を傷から守りつつ、開けたときの「ふわっ」とした感じが高級感を演出してくれます。ブランドショップで買い物したときに中に入っている、あの紙ですね。
デザインで失敗しないコツ
包装紙のデザインで一番大事なのは「繰り返しパターン」を意識することです。包装紙は商品を包むと、どの面が表に出るかわかりませんよね。だから、どこを切り取っても見栄えがするように、ロゴや模様を規則的に並べるのが基本になります。
あと、よくある失敗として「色数を増やしすぎる」というのがあります。フルカラーで派手なデザインにしたくなる気持ちはわかるんですが、実は1〜2色のシンプルなデザインの方が高級感が出やすいんです。コストも抑えられますしね。
うまくいった事例
あるジュエリーショップさんは、最初フルカラーでゴージャスなデザインを希望されていたんですが、「シンプルな白地にゴールドの1色刷りはどうですか?」と提案したところ、結果的にそちらを採用されました。お客様からも「上品で素敵」と好評で、「最初の案より全然いい」と喜んでいただけましたね。
ロゴの配置についても迷われる方が多いです。全面に小さく繰り返すパターンは上品で控えめな印象になりますし、中央にドンと大きく入れるとインパクト重視になります。お店の雰囲気やターゲット層に合わせて選ぶといいですね。
業種別に見る包装紙の使い方
長年やっていると、業種によって「これが鉄板」というパターンが見えてきます。いくつかご紹介しますね。
お菓子屋さん・ベーカリー
お菓子屋さんの場合、季節ごとにデザインを変えるお店も多いです。クリスマス、バレンタイン、ホワイトデーなど、イベントに合わせた限定デザインを用意すると、「この時期だけの特別感」が出てリピーターさんにも喜ばれます。用紙はマット紙かクラフト紙が人気で、2色印刷くらいがちょうどいい塩梅ですね。
アパレル・ファッション
アパレルだと薄葉紙を使うことがほとんどです。ブランドロゴを小さく全面にリピートさせるのが定番ですね。色は白地にブランドカラー1色というパターンが多いです。最近はサステナビリティを意識して、再生紙を使いたいというご要望も増えてきました。
ジュエリー・アクセサリー
高級感が命なので、マット紙に金や銀の箔押しを組み合わせることが多いです。デザインはシンプルであればあるほど上品に見えます。逆に情報を詰め込みすぎると安っぽく見えてしまうので、「引き算」を意識するのがコツですね。
気になる費用の話
「オリジナルで作ると高いんじゃ...」と心配される方も多いんですが、実際はそこまで高くないんですよ。100枚から作れますし、枚数が増えれば1枚あたりの単価はかなり下がります。
| サイズ | 100枚 | 300枚 | 500枚 |
|---|---|---|---|
| A4 | 4,000円くらい〜 | 7,000円くらい〜 | 9,500円くらい〜 |
| A3 | 6,000円くらい〜 | 10,000円くらい〜 | 14,000円くらい〜 |
| B4 | 5,500円くらい〜 | 9,000円くらい〜 | 12,000円くらい〜 |
| B3 | 8,000円くらい〜 | 14,000円くらい〜 | 19,000円くらい〜 |
※あくまで目安です。用紙の種類や色数、納期によっても変わってきますので、詳しくは価格表をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
ちなみに、最初は少なめに作って反応を見て、好評だったら増刷するというやり方もおすすめです。「とりあえず100枚で様子を見たい」というお客様も結構いらっしゃいますよ。
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小ロット100枚から対応しています。
「こんなの作れる?」というご相談だけでも大歓迎です。