「ショップカードって名刺と何が違うの?」——お店を開いたばかりのオーナーからよく聞かれる質問です。
結論を先に言うと、名刺は「個人」を紹介するカード、ショップカードは「お店」を紹介するカードです。目的が違うので、載せる情報も配り方も異なります。この記事では5つの軸で比較し、店舗ビジネスに必要なのはどちらかを整理します。
ショップカードと名刺 — 根本的な違い
一言で言えば「誰を紹介するか」が違います。
- 名刺 → 自分(個人)の氏名・肩書・連絡先を渡す。ビジネスの挨拶として相手に手渡しする
- ショップカード → お店の名前・場所・営業時間・特長を伝える。レジ横や待合スペースに置いて自由に持ち帰ってもらう
名刺は1対1の交換が前提ですが、ショップカードは不特定多数に配布するのが前提。だから枚数も多く刷ることが多いです。
サイズ・形状の比較
| 項目 | 名刺 | ショップカード |
|---|---|---|
| 定番サイズ | 91×55mm(名刺4号) | 91×55mm / 86×54mm / 正方形60×60mm |
| 形状バリエーション | 長方形が基本 | 二つ折り・角丸・型抜きも多い |
| 横/縦 | 横型が多い | 縦型・横型どちらも |
ショップカードは名刺より自由度が高く、お店のブランドイメージに合った形を選べます。名刺サイズにしておくと、もらった人が名刺入れに収納しやすいという実用的なメリットもあります。
載せる情報の違い
| 情報 | 名刺 | ショップカード |
|---|---|---|
| 氏名 | 必須 | オーナー名は任意 |
| 会社名/店名 | 必須 | 必須 |
| 肩書き・役職 | 必須 | 不要(店名が主役) |
| 住所 | 必須 | 必須(地図/QRコードも) |
| 電話番号 | 必須 | 必須 |
| 営業時間・定休日 | 不要 | 必須 |
| メニュー・サービス概要 | 不要 | 推奨 |
| クーポン・スタンプ欄 | 不要 | よくある |
| SNS / QRコード | 任意 | 推奨 |
配布シーンの違い(会計時 vs 挨拶時)
| 項目 | 名刺 | ショップカード |
|---|---|---|
| 渡し方 | 対面で手渡し | レジ横・入口に設置、会計時に同封 |
| 渡す相手 | 商談相手・取引先 | 来店客すべて |
| タイミング | 初対面の挨拶時 | 会計時・退店時 |
| 枚数/月 | 数十枚 | 数百〜数千枚 |
ショップカードは「お客さんに持ち帰ってもらい、次回来店や友人への紹介につなげる」のが目的。名刺のように1対1で丁寧に渡す必要はなく、むしろ気軽に手に取れる場所に多めに置いておくのが効果的です。
「名刺兼ショップカード」はありか?
小規模な店舗で「オーナー=お店の顔」という場合、名刺とショップカードを1枚にまとめたいと考えるのは自然です。作れないわけではありませんが、注意点があります。
- 情報過多になりやすい — 個人名+肩書+店舗名+住所+電話+営業時間+メニュー…と詰め込むと読みにくい
- 配布対象がブレる — 名刺としてビジネス相手に渡す?ショップカードとして来店客に配る?
兼用する場合は面を分けるのがコツ。表面にオーナーの氏名・肩書・連絡先(名刺として成立)、裏面に店舗情報・営業時間・地図・QRコード(ショップカードとして成立)にすると、1枚で両方の機能を果たせます。
ただし、来店客向けに大量配布するなら「名前なし・店舗情報特化」のショップカードを別で作ったほうがコストパフォーマンスは高いです。
まとめ — 店舗オーナーならショップカードを作ろう
| 比較軸 | 名刺 | ショップカード |
|---|---|---|
| 目的 | 個人の紹介 | お店の紹介・再来店促進 |
| サイズ | 91×55mm固定 | 自由(名刺サイズ〜二つ折り) |
| 配布量 | 少量 | 大量 |
| 費用感(100枚) | 1,000〜3,000円 | 1,000〜3,000円 |
店舗を持っている方は、名刺とは別にショップカードを用意するのがおすすめです。来店客に気軽に持ち帰ってもらい、「あのお店、良かったよ」と友人に渡してもらう——それがショップカードの役割です。
アイリィデザインでは、ショップカードを100枚から印刷できます。名刺サイズ・二つ折り・角丸加工・スタンプ欄追加にも対応。まずは少量から試してみてください。