ショップカードを作って配っているのに、リピーターが増えた実感がない——そんな悩みを抱えるオーナーは少なくありません。
原因の多くは「カードを渡しただけ」で終わっていること。ショップカードは次の来店動機を仕込むことで初めて効果を発揮します。この記事では、リピートにつながる5つの工夫と、効果測定・改善のやり方を紹介します。
ショップカードの回収率とリピート率の目安
まず、ショップカードの効果を測る指標を確認しておきましょう。
| 指標 | 計算方法 | 目安 |
|---|---|---|
| 配布率 | 配布枚数 ÷ 来店客数 | 50〜80%(手渡しなら高くなる) |
| 回収率 | 回収枚数 ÷ 配布枚数 | 5〜15%(クーポンありなら15〜25%) |
| リピート率 | 2回目来店客数 ÷ 初回来店客数 | 業種により20〜60% |
ショップカードの直接的な効果指標は「回収率」。回収率が10%未満なら改善の余地があります。以下の5つの工夫で回収率を上げ、結果としてリピート率を引き上げましょう。
リピートにつながるショップカードの5つの工夫
工夫1 — クーポン・割引欄を裏面に
もっともシンプルで効果が高い方法。「次回ご来店時10%OFF」のクーポンをカード裏面に付けるだけで、持ち帰る動機と再来店の動機を同時に作れます。
- 割引率は5〜15%が一般的(高すぎると利益圧迫)
- 「○月末まで有効」と期限を付けるのが必須(期限なしだと後回しにされる)
- クーポンに通し番号を振っておくと回収時の計測が楽
工夫2 — 次回予約QRコードを載せる
美容室・エステ・整体など予約型ビジネスでは、予約ページのQRコードをカードに印刷すると「帰宅後に思い出して予約する」率が上がります。
- QRコードのリンク先はホットペッパー・LINE予約・自社予約フォーム等
- 「QRを読み取って予約すると○○プレゼント」のインセンティブを追加すると効果アップ
工夫3 — スタンプ欄で来店動機を作る
3回・5回・10回来店でプレゼント——スタンプカードは古典的ですが今も効果的です。ショップカードの裏面にスタンプ欄を設けると、カード1枚で「お店の紹介+リピート促進」の両方を果たせます。
- ゴール回数は3〜5回が最適(10回だと遠すぎてモチベーションが続かない)
- 「初回来店で2個押し」にすると達成感が早まりリピートが加速
工夫4 — SNSフォロー導線を組み込む
InstagramやLINE公式のQRコードを載せ、フォロー・友だち追加してもらうことで、来店していない日でもお客さんとの接点が持てます。
- 「フォローしてくれたらドリンク1杯無料」など初回フォロー特典を付ける
- LINE公式は新メニューやキャンペーンの告知→再来店の導線として強い
工夫5 — 期間限定特典で緊急性を出す
「今月中にご来店で○○サービス」など、期間限定の特典をカードに刷り込むと「早く行かなきゃ」という心理が働きます。
- 有効期限は2週間〜1ヶ月が効果的(長すぎると緊急性が薄れる)
- 季節の変わり目(3・6・9・12月)に合わせてデザインを更新
効果測定の方法
| 測定方法 | やり方 | 向いているケース |
|---|---|---|
| クーポン回収カウント | 番号付きクーポンを会計時に回収し枚数を集計 | 飲食店・小売店 |
| スタンプ進捗 | 何回目のスタンプで来店が途絶えるかを分析 | サロン・整体院 |
| QRコード計測 | UTMパラメータ付きURLで予約フォームへのアクセスを計測 | 予約型ビジネス全般 |
| 口頭ヒアリング | 「何を見てご来店?」とレジで聞く | 全業種(手軽だがデータ精度は低い) |
改善サイクル — 3ヶ月ごとに見直す
- 配布(1ヶ月目) — 新しいカードを配布開始。配布枚数と場所を記録
- 計測(2ヶ月目) — 回収率・QRアクセス数・スタンプ進捗を集計
- 改善(3ヶ月目) — 数字を見てクーポン内容・デザイン・配布方法を調整
- 次のサイクルへ — 改善版のカードを再印刷して配布開始
3ヶ月ごとに小さく改善を繰り返すことで、ショップカードの効果は着実に上がっていきます。「一度作ったら終わり」ではなく、改善前提で少量ずつ発注するのがコツです。
まとめ — まずは100枚から試す
ショップカードのリピート効果は「何を仕込むか」で大きく変わります。クーポン・QRコード・スタンプ欄のいずれか1つを追加するだけでも回収率は上がるので、まずは100枚から試してみてください。
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