「ショップカードに載せたい情報が片面に収まらない」——メニュー一覧・地図・営業時間・SNS・クーポンと盛りだくさんなお店にありがちな悩みです。
その解決策が二つ折りショップカード。折った状態では通常の名刺サイズで携帯性を保ちつつ、開くと4面使えるので情報量は2倍になります。この記事では4面の情報設計、業種別レイアウト例、入稿データの作り方まで解説します。
二つ折りショップカードのメリット
- 情報量が2倍 — 表紙・内面左・内面右・裏表紙の4面を使える
- 携帯性はそのまま — 折った状態で名刺サイズ(91×55mm)なので財布や名刺入れに入る
- 開く動作で注目される — 「中にも情報がある」と気づいてもらいやすい
- 内面を隠せる — クーポンやスタンプ欄を内側に配置すると「特別感」が出る
掲載面ごとの情報設計(表紙/内面左/内面右/裏表紙)
| 面 | 役割 | 載せる情報 |
|---|---|---|
| 表紙 | 第一印象・ブランド訴求 | 店名・ロゴ・キャッチコピー |
| 内面左 | メイン情報 | メニュー一覧・サービス紹介・写真 |
| 内面右 | アクション誘導 | クーポン・スタンプ欄・QRコード |
| 裏表紙 | 基本情報 | 住所・電話・営業時間・地図・SNS |
設計のコツ:表紙は「手に取りたくなるデザイン」、内面は「開いて読む情報」、裏表紙は「いつでもサッと確認できる基本情報」。この3層構造を意識すると情報が整理されます。
業種別レイアウト例
飲食店 — メニュー+地図+クーポン
| 面 | 内容 |
|---|---|
| 表紙 | 店名・ロゴ・料理写真・「旬の食材を使った創作和食」等のキャッチコピー |
| 内面左 | ランチメニュー(4〜6品)+価格帯 |
| 内面右 | 次回10%OFFクーポン(有効期限付き) |
| 裏表紙 | 住所・電話・営業時間・定休日・GoogleマップQR |
美容室 — メニュー+スタイリスト紹介+予約QR
| 面 | 内容 |
|---|---|
| 表紙 | サロン名・ロゴ・ブランドカラーのビジュアル |
| 内面左 | カット・カラー・パーマ等のメニュー+価格 |
| 内面右 | スタイリスト紹介(写真+得意スタイル)+予約QR |
| 裏表紙 | 住所・電話・営業時間・Instagram QR |
整体院 — 施術メニュー+回数券+アクセス
| 面 | 内容 |
|---|---|
| 表紙 | 院名・ロゴ・「慢性的な肩こり・腰痛に」等のキャッチ |
| 内面左 | 施術メニュー一覧(60分/90分/120分+料金) |
| 内面右 | 回数券案内(5回券で1回分無料など)+LINE予約QR |
| 裏表紙 | 住所・電話・診療時間・最寄駅からの地図 |
入稿データの作り方(折り位置の指定)
二つ折りカードの入稿で最も重要なのは折り位置の正確な指定です。
- 展開サイズでデータを作る — 名刺二つ折りなら182×55mm(塗り足し含めて188×61mm)
- 中央に折りトンボ(ガイドライン)を配置 — Illustratorなら別レイヤーに点線で引く
- 折り線から2mm以内にテキストを配置しない — 折り目にかかると読みにくくなる
- 表紙と裏表紙の向きに注意 — 折った状態で表紙が上、裏返すと裏表紙が見える配置に
Canvaで作る場合:Canvaは折りトンボの設定ができないため、印刷会社のテンプレート(Illustrator/PDF形式)をダウンロードして使うのが確実です。アイリィデザインでもテンプレートをご用意しています。
価格と納期の目安
| 枚数 | 通常カード(参考) | 二つ折りカード | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 100枚 | 約2,000〜3,000円 | 約3,000〜4,500円 | 約1.3〜1.5倍 |
| 500枚 | 約4,000〜6,000円 | 約6,000〜9,000円 | 約1.3〜1.5倍 |
| 1,000枚 | 約6,000〜9,000円 | 約9,000〜13,000円 | 約1.3〜1.5倍 |
折り加工の追加で通常カードの1.3〜1.5倍が目安。4面使えるため1面あたりのコストは実質安くなると考えれば、情報量が多いお店には合理的な選択です。納期は通常カード+1〜2営業日程度。
まとめ
二つ折りショップカードは「載せたい情報が多い」「メニューや価格表も入れたい」「クーポンやスタンプ欄も欲しい」というお店にぴったりです。4面の役割分担を決めてからデザインに取りかかれば、情報が整理されて読みやすいカードに仕上がります。
アイリィデザインでは、二つ折りショップカードを100枚から印刷できます。テンプレートのご用意、デザインサポートも承っていますので、お気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
二つ折りショップカードのサイズは?
展開時182×55mm(名刺2枚分)が一般的。折った状態で91×55mm(名刺サイズ)になり、財布や名刺入れに収まります。正方形タイプ(120×60mm展開)もあります。
価格は通常カードと比べてどのくらい高い?
折り加工の追加で通常カードの1.3〜1.5倍が目安。100枚なら3,000〜4,500円程度です。4面使えるので1面あたりの実質コストは安くなります。
入稿データで折り位置はどう指定する?
展開サイズの中央に折りトンボ(ガイドライン)を引きます。Illustratorなら別レイヤーに点線で配置。Canvaは折りトンボに非対応のため印刷会社のテンプレートを使いましょう。
二つ折りと三つ折り、どちらを選ぶべき?
メニュー4〜6品+基本情報なら二つ折りで十分。10品以上のメニューなど盛りだくさんなら三つ折り。ただし三つ折りは財布に入りにくいため、携帯性を重視するなら二つ折りが無難です。