ライブ物販、M3やコミケでの頒布、通販用――自主制作CDを出すとき、ジャケット印刷は避けて通れない工程です。ただ、初めての発注は不安がつきもの。「どんなデータを用意すればいい?」「何枚から頼める?」「コストをどう抑える?」
このページでは、CDジャケット印刷のデータ準備から入稿、納品までの一連の流れをまとめました。少部数でもコストを最適化する方法も紹介しています。
CDジャケット印刷の流れ(4ステップ)
初めてでも迷わないように、発注から納品までを4ステップで整理しました。
1
デザイン・データ準備
サイズを確認してデザインを制作。テンプレートを使うとサイズミスを防げます。CMYK・350dpi以上で。
2
見積もり・注文
用紙、色数、部数、納期を選んで料金を確認。注文フォームから申し込み。
3
入稿・データチェック
データをアップロード。印刷前にスタッフがチェックし、不備があれば連絡します。
4
印刷・出荷
データ確定後、指定の営業日数で出荷。最短3営業日から対応可能です。
CDプレスと複製(CD-R)の違い
自主制作CDを作るとき、よく迷うのが「プレスにするか、CD-Rで焼くか」。それぞれ特徴が違います。
CDプレス
CDプレス
工場でスタンパーから量産。市販CDと同じ品質。
- 市販CDと同じ品質
- 大量生産に向いている
- 再生互換性が高い
- 最低ロットが300~500枚程度
- 初期費用(スタンパー代)が必要
CD-R複製
CD-R複製
CD-Rにデータを焼く方式。少部数向き。
- 1枚からでも作れる
- 初期費用が安い
- 短納期で対応可能
- 古い再生機で読めない場合あり
- 大量生産だと割高
アイリィデザインではジャケット印刷のみを承っています。ディスク自体のプレス・複製は、専門のプレス工場やコピーサービスをご利用ください。ジャケットだけ別で発注するほうが品質も自由度も高くなります。
CDジャケット印刷のトップページでは、用紙の選び方や印刷仕様についても詳しく紹介しています。
少部数でコストを抑える3つのコツ
1. 3点セットでまとめる
フロントインレイ・バックインレイ・帯を別々に頼むよりも、3点セットのほうが合計金額が安くなります。CDジャケットの見栄えを重視するなら、3点揃えてセットで発注するのがおすすめです。
2. 部数と単価の関係を把握する
印刷は部数が増えるほど1枚あたりの単価が下がります。下の表で具体的な金額を確認してください(コート135kg・片面カラー・5営業日の税込価格)。
| 部数 |
インレイ(単品) |
4P歌詞カード(単品) |
3点セット(4P) |
| 50枚 |
5,360円 |
7,210円 |
30,850円 |
| 100枚 |
5,620円 |
7,580円 |
32,090円 |
| 300枚 |
6,140円 |
8,320円 |
34,570円 |
| 500枚 |
6,660円 |
9,060円 |
37,050円 |
| 1,000枚 |
7,980円 |
10,880円 |
43,300円 |
※ 税込・5営業日出荷・コート135kg・片面カラー(4色/なし)の場合。3点セットはインレイ+バックインレイ+帯のセット価格。
3. 納期に余裕を持つ
急ぎの注文ほど料金が上がります。3営業日と8営業日では価格差が大きい。イベント日程から逆算して、なるべく早めに入稿するのが一番の節約です。
入稿データの準備ポイント
データ不備で再入稿になると、その分だけ納品が遅れます。以下のチェック項目を入稿前に確認しておくと安心です。
カラーモード
CMYKで作成。RGBだと印刷時に色が変わります。特に蛍光色系の鮮やかな色はCMYKでは再現できないので注意。
解像度
350dpi以上を推奨。Webからダウンロードした画像(72dpi)はぼやけて印刷されます。写真素材は元データの解像度を確認。
フォント
Illustratorの場合はアウトライン化必須。フォントが埋め込まれていないと文字化けの原因になります。
塗り足し
上下左右に3mmずつ。背景が端まであるデザインでは必須。
サイズ一覧ページで各パーツの塗り足し込みサイズを確認できます。
イベントに間に合わせるスケジュール
M3、コミケ、ライブ物販など、イベント当日に間に合わせるためのスケジュール目安です。
| タイミング |
やること |
備考 |
| イベント3週間前 |
デザイン完成・データ確認 |
テンプレートを使ってサイズ確認 |
| 2週間前 |
注文・入稿 |
8営業日出荷なら余裕あり |
| 1週間前 |
受け取り・検品 |
万が一の再入稿に備える |
| 前日~当日 |
パッケージング |
CD-Rとジャケットをケースに組み立て |
最短3営業日出荷にも対応していますが、繁忙期(GW前、夏コミ前、冬コミ前)は注文が集中します。なるべく2週間前入稿を目安にしてください。
まとめ
自主制作CDのジャケット印刷は、データ準備→注文→入稿→印刷・出荷の4ステップ。25部から発注でき、3点セットを使えばコストも抑えられます。
入稿時のサイズ確認にはサイズ・テンプレート一覧ページを、デザインの参考にはデザインのコツをあわせてご覧ください。
CDジャケット印刷のトップページでは、用紙比較や印刷仕様、注文の流れを網羅しています。
よくある質問
CDジャケットの印刷は何枚から注文できますか?
アイリィデザインでは25枚から注文可能です。同人イベントやライブ物販など、少部数が必要な場面でも対応できます。
CDプレスとCD-R複製はどちらが安いですか?
少部数(100枚以下)ならCD-R複製のほうが安くなるケースが多いです。300枚以上ならCDプレスのほうが1枚あたりの単価は下がります。ただし、アイリィデザインではジャケット印刷のみの対応で、ディスク複製・プレスは別途手配が必要です。
データはどの形式で入稿すればいいですか?
Adobe Illustrator(.ai)を推奨しています。Photoshop(.psd)やPDF(印刷用設定)にも対応可能です。カラーモードはCMYK、解像度は350dpi以上で作成してください。
M3やコミケに間に合わせるにはいつ頃注文すればいいですか?
最短3営業日で出荷可能ですが、余裕を持ってイベント2週間前までの入稿をおすすめします。繁忙期は通常より時間がかかる場合があります。早めのデータ準備が安心です。
3点セットとパーツ単品、どちらがお得ですか?
フロントインレイ・バックインレイ・帯の3点を揃えるなら、3点セットのほうがお得です。たとえば100枚・コート135kg・片面カラーの場合、セット価格は32,090円(税込・5営業日)。単品で別々に頼むよりまとめたほうが合計金額を抑えられます。