ビジネスで封筒を使う場面は多いものです。請求書の発送、契約書の郵送、DMの配布など、用途に合った封筒を選ぶことで作業効率がぐっと上がります。この記事では、封筒の基本的な種類からサイズの使い分け、窓付き封筒の活用法、印刷時の注意点までをまとめました。
封筒の種類(長形/角形/洋形)
封筒は形状によって長形(なががた)、角形(かくがた)、洋形(ようがた)の3つに分けられます。それぞれ特徴が異なるので、送る書類に合わせて選びましょう。
長形封筒
縦長の形状で、A4やB5の書類を三つ折りにして入れるタイプです。定形郵便で送れるサイズが多く、郵送コストを抑えられます。請求書や納品書の発送によく使われています。
角形封筒
正方形に近い形状で、書類を折らずにそのまま入れられます。A4サイズの契約書やパンフレットなど、折り目をつけたくない書類の発送に向いています。定形外郵便になるため送料は高めです。
洋形封筒
横長の封筒で、フラップ(蓋)が長辺側についています。招待状やカード、挨拶状など、フォーマルな印象を与えたいときに選ばれます。
サイズ別用途(長3/角2など)
封筒のサイズは入れる書類に合わせて選ぶのが基本です。よく使われるサイズと用途を表にまとめました。
| 封筒名 | サイズ(mm) | 主な用途 | 郵便区分 |
|---|---|---|---|
| 長3 | 120 x 235 | A4三つ折り、請求書 | 定形 |
| 長4 | 90 x 205 | B5三つ折り、給与明細 | 定形 |
| 角2 | 240 x 332 | A4そのまま、契約書 | 定形外 |
| 洋1 | 176 x 120 | 招待状、カード | 定形 |
ビジネスで最も使われるのは長3封筒と角2封筒です。長3はA4を三つ折りで、角2はA4をそのまま入れられます。
窓付き封筒のメリット
窓付き封筒は、封筒の一部に透明フィルムの窓がついたタイプです。中の書類に印刷された宛名がそのまま見えるため、封筒への宛名書きが不要になります。
窓付き封筒の活用シーン
- 請求書や納品書の大量発送
- 給与明細の配布
- 会員向け通知書の郵送
宛名ラベルを貼る手間が省けるので、毎月の発送作業が楽になります。ただし、書類の宛名位置と窓の位置を合わせる必要があるため、書類のフォーマットを先に確認しておきましょう。
印刷位置と範囲の注意点
封筒印刷では、印刷できる範囲に制限があります。フラップ(蓋)や貼り合わせ部分には印刷できないため、デザイン時に注意が必要です。
印刷できない部分
- フラップ(蓋):糊付け面のため印刷不可
- 封筒の端から3mm程度:ズレ防止の余白が必要
- 窓付き封筒の窓部分:フィルム上には印刷不可
表面には社名やロゴを左上に、裏面には住所や連絡先を入れるレイアウトが一般的です。デザインデータを作る際は、印刷会社のテンプレートを使うと安心です。
用紙の厚さと質感選び
封筒の印象は用紙でかなり変わります。用途やイメージに合った紙を選びましょう。
| 用紙 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| ケント紙 | 白くなめらか | ビジネス全般 |
| クラフト紙 | 茶色でナチュラル | カジュアルなDM |
| 上質紙 | 白く落ち着いた質感 | フォーマルな案内 |
厚さは70g/m2が薄手で大量発送向け、80g/m2が標準、100g/m2以上が厚手でしっかりした印象になります。
まとめ
封筒選びのポイントをまとめます。
- 形状を決める:長形(三つ折り)・角形(折らない)・洋形(招待状向け)から選ぶ
- サイズを確認:入れる書類に合わせて長3、角2などを選択
- 窓付きを検討:大量発送なら作業効率アップ
- 印刷範囲を把握:フラップや端を避けてデザイン
- 用紙を選ぶ:用途に合った紙質と厚さを選択
封筒は会社の顔となるアイテムです。用途に合った封筒を選んで、しっかりとした印象を与えましょう。