チラシや名刺、パンフレットなど印刷物のデザインを外注する際、「いくらが適正価格なのか」と悩む方は少なくありません。デザイン料金は業者や案件によって大きく異なり、数千円から数十万円まで幅広い価格帯が存在します。
本記事では、印刷デザイン外注の一般的な相場と、価格差を生む要因、コストパフォーマンスの良い発注方法について詳しく解説します。適正価格を理解して、賢くデザインを外注しましょう。
1. デザイン外注の相場一覧
印刷物のデザイン料金は、制作物の種類や複雑さによって大きく異なります。まずは商品別の一般的な相場を把握しましょう。
主要印刷物の相場レンジ
名刺デザイン:5,000円~30,000円
チラシ・フライヤー(片面A4):10,000円~50,000円
チラシ・フライヤー(両面A4):15,000円~80,000円
パンフレット(三つ折り):20,000円~100,000円
ポスター(A2~B2):20,000円~100,000円
メニュー表(A4見開き):30,000円~150,000円
価格帯による違い
低価格帯(相場の下限)は、テンプレート利用や短時間での制作、修正回数制限などの条件付きが一般的です。中価格帯(相場の中央値)は、オリジナルデザインで2~3回の修正対応が含まれます。高価格帯(相場の上限)は、コンセプト設計から写真撮影、複数案提示など、フルサービスが含まれます。
時間単価による計算
デザイナーの時間単価は、3,000円~10,000円程度が一般的です。新人や副業デザイナーは3,000~5,000円、中堅デザイナーは5,000~8,000円、ベテランや専門デザイナーは8,000~10,000円以上が目安です。制作時間×時間単価で料金が決まるため、複雑なデザインほど高額になります。
2. チラシデザインの相場
チラシは最も需要の多い印刷物の一つです。用途や規模によって適切な予算感が異なります。
基本的なチラシデザインの内訳
シンプルな片面A4チラシで10,000~20,000円が標準的です。この価格には、ラフ案の作成、1~2回の修正、印刷用データの作成が含まれます。写真は支給素材を使用し、レイアウトとテキストの配置が主な作業内容です。
価格が上がる要素
両面デザインの場合は1.5~2倍の料金、変形サイズや特殊な折り加工は+20~30%、写真撮影や画像加工が必要な場合は+30,000~100,000円、イラスト制作が含まれる場合は1点あたり+10,000~50,000円が追加されます。複数バージョンの制作は、2案目以降が初回の50~70%程度の料金になることが多いです。
業種による違い
飲食店やサロンなど、ビジュアル重視の業種は高めの価格帯(30,000~80,000円)、不動産や求人など、情報量重視の業種は中価格帯(15,000~40,000円)が一般的です。ターゲット層や配布エリアの規模によっても、必要なデザインクオリティと予算が変わります。反応率の高いチラシデザインについては別記事で詳しく解説しています。