「ラミネート加工とPP加工は何が違うの?」「グロスとマットはどちらを選べばいい?」とお悩みの方へ。この記事では、ラミネート加工とPP加工の違いから、グロス(光沢)とマットの選び方、メリット・デメリット、用途別のおすすめ加工まで詳しく解説します。印刷物の耐久性や高級感を高めたい方は必見です。

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ラミネート加工とは

ラミネート加工とは、印刷物の表面に透明なフィルムを貼り合わせる加工方法です。紙とフィルムを熱や接着剤で圧着することで、印刷面を保護し、耐久性・耐水性・光沢感を高めます。

一般的にラミネート加工には以下の2種類があります。

ラミネート加工の種類

  • パウチラミネート:フィルムで印刷物を挟み込む加工。家庭用ラミネーターでも可能。メニュー表やPOPに使用。
  • PP(ポリプロピレン)ラミネート:印刷面に薄いPPフィルムを貼り付ける加工。書籍の表紙や商業印刷で使用。

印刷業界では、PP加工のことを「ラミネート加工」と呼ぶことも多いため、発注時には確認が必要です。

PP加工との違い

ラミネート加工(パウチ)とPP加工の違いを比較してみましょう。

比較項目 パウチラミネート PP加工
加工方法 フィルムで挟み込む 片面にフィルムを貼付
フィルム厚 100~250ミクロン 15~25ミクロン
仕上がり 硬く、厚みが出る 紙の質感を残す
耐久性 非常に高い 高い
コスト やや高め 比較的安価
主な用途 メニュー、POP、カード類 パンフレット、書籍表紙
ポイント:商業印刷では「PP加工」が一般的です。パウチラミネートは小ロット・店舗POPなど限定的な用途に使われます。

グロス(光沢)とマットの選び方

PP加工にはグロスPP(光沢)マットPP(つや消し)の2種類があります。それぞれの特徴を理解して選びましょう。

グロスPP(光沢)

  • ツヤのある光沢仕上げ
  • 写真・イラストが鮮やかに映える
  • 華やかで目を引く印象
  • 指紋が目立ちやすい

おすすめ用途:写真集、商品カタログ、イベントチラシ

マットPP(つや消し)

  • 落ち着いたつや消し仕上げ
  • 高級感・上品な印象
  • 文字が読みやすい
  • 指紋が目立ちにくい

おすすめ用途:会社案内、名刺、高級パンフレット

ラミネート加工のメリット・デメリット

メリット

  • 耐久性向上:摩擦や傷から印刷面を保護
  • 耐水性:水濡れに強くなる
  • 発色向上:色が鮮やかに見える(グロスPP)
  • 高級感:上質な仕上がりになる
  • 長期保存:色褪せを防ぎ長持ちする

デメリット

  • コスト増:加工料金が追加でかかる
  • 筆記不可:鉛筆やボールペンで書き込めない
  • 折り加工の制限:厚手の場合、折りにくくなる
  • リサイクル困難:紙とフィルムの分別が必要

用途別おすすめ加工

印刷物の種類や用途によって、最適な加工方法は異なります。

印刷物 おすすめ加工 理由
会社案内・企業パンフレット マットPP 高級感・信頼感を演出
商品カタログ グロスPP 商品写真を鮮やかに表現
飲食店メニュー パウチラミネート 水・油汚れに強い
ショップカード・名刺 マットPP 手触りが良く高級感
イベントチラシ グロスPP 目立つ・華やかな印象
ポスター(屋外) グロスPP 耐候性・耐水性が必要

まとめ

ラミネート加工・PP加工は、印刷物の耐久性を高め、高級感を演出する効果的な表面加工です。

選び方のポイントまとめ

  • PP加工:商業印刷で一般的。パンフレット・書籍表紙に最適
  • パウチラミネート:小ロット・店舗POP向け。耐水性重視の場合に
  • グロスPP:写真を鮮やかに見せたい・華やかな印象を与えたい場合
  • マットPP:高級感・上品さを演出したい・文字中心のデザインの場合

用途やデザインに合わせて最適な加工を選び、印刷物のクオリティを高めましょう。

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