デジパック印刷を検討するとき、最初に気になるのは「結局いくらかかるのか」でしょう。デジパックはプラケースや紙ジャケットと比べるとコストが高い印象がありますが、枚数や仕様の選び方で費用は大きく変わります。

この記事では、100枚〜1,000枚の価格帯を具体的な数字で比較し、コストを抑えるための実践的な方法を整理しました。

Sプライスと完成品(Eプライス) ― 2つの注文タイプ

デジパック印刷には大きく2つの注文方法があります。この選択がコストに直結します。

Sプライス(組み立てキット)

印刷済みの台紙・トレイ・ブックレットなどのパーツがバラの状態で届きます。組み立てはお客様ご自身で行う形式です。台紙を折ってトレイを貼り付ける作業が必要ですが、その分費用を抑えられます。

組み立て手順は「Sプライス組み立て方法」で動画付きで紹介しています。慣れれば1枚あたり1〜2分で完成できます。

Eプライス(完成品)

組み立て済みの完成品で届きます。届いたらそのままCDを入れるだけ。手間がかからない代わりに、組み立て工賃が上乗せされます。

価格差の目安:100枚の場合、Sプライスは52,841円〜、完成品は63,494円〜。差額は約10,600円(約17%)です。枚数が増えるほど差額も大きくなるため、500枚・1,000枚の注文ではSプライスのコストメリットがより顕著になります。

枚数別の価格比較(コート紙・4色片面印刷)

もっとも一般的な仕様であるコート紙・4色カラー片面(4c/0c)での価格です。納期は標準納期(7営業日)の場合。

枚数 Sプライス
(組み立てキット)
完成品
(Eプライス)
差額 Sプライス
1枚あたり
100枚 52,841円 63,494円 10,653円 約528円
200枚 68,310円 82,155円 13,845円 約342円
300枚 81,356円 97,842円 16,486円 約271円
500枚 108,900円 131,010円 22,110円 約218円
1,000枚 144,100円 173,250円 29,150円 約144円

※ 価格は税込。コート310kg、4色片面、PP加工なし、標準納期の参考価格です。正確な価格はデジパック価格表でご確認ください。

注目ポイント:100枚→500枚で1枚あたり単価が528円→218円に下がります(約59%減)。少しでも枚数を増やせる場合は、まとめ注文の方が1枚あたりのコストパフォーマンスが格段に上がります。

正確な価格を確認

用紙・枚数・納期を選んで即座に価格を表示

デジパック価格表ページでは、仕様を選ぶだけでリアルタイムに価格が表示されます。

両面カラー印刷(4c/4c)の場合

裏面にもフルカラー印刷を入れたい場合は、4色両面(4c/4c)になります。片面と比べてどの程度コストが変わるか見てみましょう。

枚数 Sプライス
4c/0c(片面)
Sプライス
4c/4c(両面)
差額
100枚 52,841円 58,960円 +6,119円
300枚 81,356円 90,750円 +9,394円
500枚 108,900円 121,440円 +12,540円
1,000枚 144,100円 160,820円 +16,720円

※ 参考価格。正確な価格は価格表でご確認ください。

両面カラーにすると100枚で約6,000円、1,000枚で約17,000円のアップになります。裏面のデザインが不要であれば、片面印刷にするだけでこの分を節約できます。

用紙の選び方と価格への影響

コート紙(コート310kg)

表面に光沢があり、写真やイラストの発色が鮮やか。デジパックの標準的な用紙です。

マットコート紙(マットコート220kg)

光沢を抑えた上品な質感。指紋が目立ちにくく、文字の読みやすさにも優れています。コート紙よりやや安い場合が多いですが、大きな価格差にはなりません。

用紙選択による価格差は、100枚で数百円〜数千円程度です。コストよりもデザインの仕上がりイメージに合わせて選ぶのが正解です。

PP加工の追加費用

表面にフィルムを貼るPP加工(グロスPP / マットPP)は、耐久性と質感を大幅に向上させます。追加費用の目安は以下の通りです。

  • 100枚:+3,000〜5,000円程度
  • 500枚:+5,000〜8,000円程度
  • 1,000枚:+8,000〜12,000円程度

特にイベント物販や店頭販売で手に取ってもらう場面では、PP加工の有無が第一印象を左右します。予算に余裕があれば、マットPPは費用対効果が高い選択肢です。

コストを抑えたい方へ

Sプライスなら完成品より約17%お得に

組み立て方法は動画で紹介。慣れれば1枚1〜2分で完成します。

デジパック印刷のコストを抑える5つのコツ

1. Sプライス(組み立てキット)を選ぶ

最もインパクトが大きいのがこの選択です。100枚で約10,600円、1,000枚で約29,000円の差が出ます。メンバー数人で組み立て作業を分担すれば、半日あれば500枚程度は完成できます。

2. 片面印刷にする

裏面はCDを入れると見えなくなる場合がほとんどです。デザイン上の理由がなければ、片面印刷(4c/0c)で十分な場合が多いでしょう。100枚あたり約6,000円の節約になります。

3. 枚数を増やしてスケールメリットを活かす

印刷は版代が固定費として発生するため、枚数が増えるほど1枚あたりの単価が下がります。100枚→300枚で1枚あたり約49%減、100枚→500枚で約59%減です。次回の増刷予定がある場合は、まとめて注文した方が総コストは安くなります。

4. 納期に余裕を持つ

特急納期を指定すると追加料金が発生します。標準納期(7営業日)で注文すれば、特急料金を回避できます。イベントの1か月前には発注を完了させるスケジュールが理想的です。

5. 用紙をマットコート紙にする

コート紙よりマットコート紙の方がやや安い傾向にあります。落ち着いたデザインの作品なら、コスト面でもデザイン面でもマットコートが合うケースがあります。

業界相場とのざっくり比較

デジパック印刷の相場は印刷会社やロットによって差がありますが、一般的な目安として以下のレンジが参考になります。

枚数 業界相場(目安) アイリィデザイン
Sプライス
100枚 50,000〜80,000円 52,841円〜
300枚 75,000〜120,000円 81,356円〜
500枚 100,000〜160,000円 108,900円〜
1,000枚 130,000〜200,000円 144,100円〜

※ 業界相場は一般的なデジパック印刷会社の公開価格から概算したもので、時期や仕様によって変動します。

Sプライスを選べば業界相場の中でもかなり安い価格帯に収まります。完成品(Eプライス)でも相場の中間程度です。

予算別のおすすめ構成

予算5万円台:ミニマム構成

  • Sプライス 100枚 / コート紙 / 4色片面 / PP加工なし
  • 52,841円〜
  • 初めてのCD制作、少量の手売り販売向け

予算8〜10万円:バランス構成

  • Sプライス 300枚 / マットコート紙 / 4色片面 / マットPP
  • 約85,000〜95,000円
  • ライブ物販+通販での販売。PP加工で手触りも良好

予算15万円〜:本格構成

  • 完成品 500枚 / コート紙 / 4色両面 / グロスPP
  • 約140,000〜160,000円
  • ショップ委託や流通に乗せる本格リリース向け

まとめ

  • デジパック印刷の費用はSプライス100枚52,841円〜。完成品は63,494円〜
  • Sプライス(組み立てキット)を選ぶと完成品より約17%コストダウン
  • 枚数を増やすほど1枚あたり単価は大幅に下がる(100枚528円→1,000枚144円)
  • 片面印刷・標準納期・マットコート紙でさらにコストを抑えられる
  • PP加工は+3,000〜12,000円程度。物販用途なら検討の価値あり

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  • Sプライス100枚 52,841円〜
  • 完成品100枚 63,494円〜
  • コート紙・マットコート紙対応

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