会社のノベルティや記念品として、オリジナルの卓上カレンダーを作りたいと考えている方は多いのではないでしょうか。卓上カレンダーは1年間デスクに置かれるため、企業PRや販促ツールとして効果的です。この記事では、卓上カレンダー作成のポイントを、種類選びからデザインのコツまでご紹介します。
卓上カレンダーの種類(リング/三角/52週)
卓上カレンダーには主に3つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。用途や設置場所に合わせて選びましょう。
リング綴じタイプ
最もスタンダードな形式です。台紙にリング金具でカレンダー用紙を綴じ込み、月ごとにめくって使用します。写真やイラストを大きく見せられるのがメリットで、企業カレンダーやフォトカレンダーに適しています。台紙があるため安定感があり、デスク上でしっかり自立します。
三角(組み立て)タイプ
厚紙を三角柱状に組み立てる形式で、スリムな見た目が特徴です。両面印刷で表裏どちらからでも日付を確認できるものもあります。組み立て式なので保管・配送時はフラットにでき、コスト面でも有利です。シンプルなデザインで長く使えるタイプをお求めの方におすすめです。
52週タイプ(週めくり)
1週間ごとにめくるスタイルで、月間カレンダーより細かくスケジュール管理ができます。メモ欄を設けやすいのも特徴で、ビジネス用途に向いています。ページ数が多くなるため、薄めの用紙を使うとめくりやすくなります。
サイズと仕様の選び方
卓上カレンダーのサイズは、設置場所と用途を考えて決めましょう。
定番サイズ
- CDサイズ(128×148mm程度):コンパクトでどこにでも置きやすい人気サイズ。狭いデスクでも邪魔になりません。
- A6サイズ(105×148mm):CDサイズと同程度で、名刺やメモと一緒に置いても収まりがよいです。
- A5サイズ(148×210mm):写真やメモ欄を大きく取りたい場合に適しています。見やすさを優先するならこのサイズを。
- B6サイズ(128×182mm):A6とA5の中間で、バランスの良いサイズ感です。
用紙と加工
カレンダー本体には、めくりやすさと発色の良さからコート紙135kg程度がよく使われます。台紙は厚めのボール紙やグレーチップを使うと、安定して自立します。PP加工(ラミネート加工)を施すと、光沢感が出て高級感もアップします。ポスター印刷でも使われる用紙選びの知識が役立ちます。
デザインテンプレートの活用
オリジナルカレンダーを効率よく作成するには、デザインテンプレートを活用しましょう。
テンプレート利用のメリット
テンプレートを使えば、日付の配置やレイアウトの基本設計が済んでいるため、写真やロゴを入れ替えるだけでオリジナルデザインが完成します。IllustratorやPhotoshopのテンプレートが多く出回っていますが、Canvaなどのオンラインツールでも作成可能です。
テンプレート選びのコツ
- CMYKカラーモード対応:印刷用データはCMYKで作成する必要があります。RGB専用のテンプレートは変換が必要になるので注意しましょう。
- 塗り足し設定済み:フチなし印刷の場合、通常3mmの塗り足しが必要です。最初から設定されているテンプレートが便利です。
- フォント埋め込み:使用フォントがアウトライン化されているか、一般的なフォントを使っているかを確認しましょう。
写真配置のポイント
フォトカレンダーでは、写真の選び方と配置が仕上がりを左右します。
写真選びのコツ
月ごとに季節感のある写真を使うと、1年を通して楽しめるカレンダーになります。企業カレンダーなら、商品写真や店舗写真、スタッフの集合写真なども効果的です。解像度は300dpi以上を目安に、拡大しても荒れない画像を選びましょう。
レイアウトの基本
写真と日付エリアのバランスがポイントです。写真を大きく見せたい場合は、日付部分をコンパクトにまとめましょう。逆に書き込みスペースを確保したいなら、写真は上部にまとめて日付エリアを広くとります。余白を適度に入れると、すっきりした印象になります。
画像の色調整
画面で見る色と印刷後の色は異なることがあります。特に人物写真は肌色がくすみやすいので、少し明るめに補正しておくとよいでしょう。モニター表示と印刷物の差が気になる場合は、色校正(カラープルーフ)を依頼することをおすすめします。
祝日・六曜の入れ方
日本のカレンダーには祝日表記が欠かせません。六曜(大安・仏滅など)を入れるかどうかは用途に合わせて決めましょう。
祝日データの準備
祝日は年によって日付が変わるものがあるため、最新の情報を確認することがポイントです。内閣府のWebサイトで翌年の祝日が公開されるので、制作前にチェックしておきましょう。国民の祝日に加え、振替休日も忘れずに。
六曜を入れる場合
冠婚葬祭関連のビジネスでは六曜入りが喜ばれます。大安・友引などを色分けして表示すると見やすくなります。ただし、一般向けカレンダーでは省略してシンプルに仕上げるケースも増えています。
表記ルール
日曜・祝日は赤色、土曜は青色で表記するのが一般的です。祝日名を入れるスペースがない場合は、日付の色だけで区別する方法もあります。視認性を考え、背景色と文字色のコントラストをしっかり確保しましょう。