包装紙のサイズ選び完全ガイド
包装紙選びで最も悩みやすいのがサイズです。A3・B4・四六判など規格ごとの寸法を一覧で比較し、商品の大きさに合わせた最適サイズの決め方や包み方のコツをまとめましたします。
包装紙の定番サイズ
包装紙にはA判・B判・四六判・菊判など、さまざまな規格があります。日本で流通している包装紙の多くは、印刷業界で使われる原紙規格をベースにしています。まずは代表的なサイズとその特徴を把握しましょう。それぞれの規格には得意とする用途があり、目的に合った規格を知っておくことが、最適なサイズ選びの第一歩です。
A判・B判・四六判の違い
A判は国際標準規格(ISO 216)で、欧米やビジネス文書の場面で広く使われています。B判は日本独自のJIS規格で、A判より一回り大きいのが特徴です。日本の印刷・出版業界ではB判が根強く利用されています。四六判(788×1091mm)は日本の印刷業界で最も一般的な原紙サイズで、書籍の印刷や包装紙の量産に用いられます。包装紙の場合、商品のサイズや包み方に応じてこれらの規格の中から最適なものを選びます。
なお、菊判(636×939mm)という規格もあります。四六判よりやや小さく、ポスターやカレンダーの印刷によく使われます。包装紙としてはニッチですが、四六判では大きすぎ、B3では小さいという場面で活躍するサイズです。
サイズ比較表
主要な包装紙サイズを一覧にまとめました。寸法・面積・おすすめ用途を比較して、必要なサイズの目安にしてください。面積の大きさ順に並べていますので、商品の大きさとの相性をイメージしやすくなっています。
| 規格名 | 寸法(mm) | 面積 | おすすめ用途 | 目安となる商品 |
|---|---|---|---|---|
| B5 | 182 × 257 | 約468cm² | 極小ギフト | ハンカチ、アクセサリー単品 |
| A4 | 210 × 297 | 約624cm² | 小型ギフト | 文庫本、手帳、石鹸 |
| B4 | 257 × 364 | 約935cm² | 小〜中型ギフト | CDケース、財布、ポーチ |
| A3 | 297 × 420 | 約1,247cm² | 中型ギフト(最汎用) | ワインボトル、靴箱、食器セット |
| B3 | 364 × 515 | 約1,875cm² | 中〜大型ギフト | 洋服、バッグ、大型菓子箱 |
| A2 | 420 × 594 | 約2,495cm² | 大型ギフト | コート、大型花束、中型家電 |
| 菊判 | 636 × 939 | 約5,972cm² | 業務用(中) | 大きな額縁、楽器ケース |
| 四六判 | 788 × 1,091 | 約8,597cm² | 業務用(大) | ケーキ箱、家具、大型家電 |
表のサイズはすべて仕上がり寸法です。印刷時には塗り足し(裁ち落とし)として各辺3mmずつ余分に必要になる場合がありますが、ご入稿データの作成時にはテンプレートをご利用いただければ自動的に塗り足し分が確保されます。
商品別おすすめサイズ
包装紙のサイズは「包む商品」で決まります。ここでは代表的な商品カテゴリごとに、実務で選ばれることの多いサイズとその理由を紹介します。迷ったときの参考にしてください。
アクセサリー・小物雑貨
ピアス、ネックレス、ブレスレットなどの小さなアクセサリーにはB5やA4サイズが適しています。箱に入れた状態で包む場合でも、A4あれば十分な余裕があります。小さな小箱を薄紙で包んでからリボンを掛けるスタイルなら、B5でもきれいにまとまります。過剰に大きい紙を使うと折り目が多くなり、かえって見栄えが悪くなるため、商品に合ったコンパクトなサイズを選ぶのがコツです。
洋菓子・食品ギフト
焼き菓子の詰め合わせやチョコレートボックスには、A3またはB3サイズが定番です。特にケーキ箱のように高さのある商品はB3以上を選ぶと折り返しに余裕ができ、テープ留めが安定します。業務用として大量に使う場合は四六判を購入し、必要なサイズにカットして使うと1枚あたりのコストを大幅に抑えられます。食品を扱う場合は、用紙の安全性も確認しましょう。迷ったときはワンサイズ上を選ぶのが安全です。