食品対応 業種別ガイド

食品店向けオリジナル包装紙の作り方ガイド

パン屋・菓子店・飲食テイクアウト店に欠かせないオリジナル包装紙。食品対応の用紙選びからデザインのコツ、衛生面の注意点、小ロット対応の費用感まで、初めての方にもわかりやすくまとめました。

食品用包装紙に求められること

食品用の包装紙は、一般的な包装紙とは異なり「安全性」と「ブランディング」の両立が求められます。お客様の口に入る商品を包むものだからこそ、食品衛生法に適合した素材を使い、安心して使える包装紙を選ぶことが大切です。

食品店にとって包装紙は「動く広告」でもあります。お客様がお土産や贈り物として商品を持ち歩く際、オリジナルデザインの包装紙はお店の認知度を自然に高めてくれます。テイクアウト需要の拡大に伴い、包装紙によるブランディングの重要性はますます高まっています。

食品用包装紙の3つの役割

食品用包装紙には大きく3つの役割があります。まず「食品の保護」です。油脂・水分・外気から食品を守り、鮮度と品質を保ちます。次に「衛生管理」として、直接手で触れることを防ぎ、異物混入のリスクを軽減します。最後に「ブランド訴求」として、お店のロゴやコンセプトカラーを印刷し、商品に付加価値を与えます。

特にパン屋や菓子店では、焼き立ての商品を包む場面が多いため、耐熱性や通気性にも配慮した用紙選びが重要です。用途に応じた適切な包装紙を選ぶことで、商品の魅力を最大限に引き出すことができます。

食品対応の用紙と安全性

食品を包む用紙には、食品衛生法の基準を満たしたものを選ぶ必要があります。アイリィデザインでは、食品用途に適した複数の用紙をご用意しています。用途や包む食品の種類に合わせて最適な用紙をお選びください。

パン屋に人気
純白ロール紙
食品直接接触に対応した白い薄紙です。柔らかくしなやかで、パンやサンドイッチを包むのに最適。通気性があるため、焼き立てのパンを蒸れさせずに包むことができます。コスト面でも優れた定番用紙です。
耐油性
グラシン紙
半透明で光沢のある薄紙。耐油性・耐水性に優れ、バターを使った焼き菓子やドーナツなど油分の多い食品に適しています。中身がうっすら透けて見えるため、商品の形や色を活かしたラッピングにも人気です。
ナチュラル
食品対応クラフト紙
食品衛生基準に適合したクラフト紙。素朴で温かみのある茶色い風合いが、ベーカリーやオーガニック系のお店にぴったりです。丈夫で破れにくく、テイクアウト用の包装にも安心して使えます。
外装向け
コート紙(外装用)
食品に直接触れない外装用途向けの用紙です。表面が滑らかでフルカラー印刷が美しく映えるため、ギフトボックスの包装や紙袋への印刷に最適。写真やイラストを鮮やかに再現したい場合におすすめです。

食品に直接触れる包装紙と、外装として使う包装紙では、求められる基準が異なります。直接触れる場合は食品衛生法に適合した用紙・インキを使用する必要がありますので、ご注文時に用途をお伝えください。用途に合わせた最適な用紙をご提案いたします。

業種別デザイン事例

食品店の包装紙デザインは、業種やお店のコンセプトによって大きく変わります。ここでは、パン屋・菓子店・飲食テイクアウト店それぞれのデザインポイントをご紹介します。

パン屋(ベーカリー)

パン屋の包装紙は、温かみと手作り感を伝えるデザインが人気です。クラフト紙に1色刷りでロゴや小麦のイラストを配置するスタイルが定番で、ナチュラルで親しみやすい印象を与えます。焼き立ての香ばしさを連想させるブラウン系やベージュ系の配色がおすすめです。パン屋の場合、通気性を考慮した純白ロール紙やクラフト紙が多く選ばれます。

菓子店(パティスリー・和菓子店)

菓子店の包装紙は、商品の高級感やギフト需要に応えるデザインが重要です。洋菓子店ではエレガントなパターン柄やブランドカラーを基調としたフルカラー印刷が人気。和菓子店では和紙風の風合いを活かした落ち着いたデザインが好まれます。贈答用に使われることが多いため、上品で華やかな仕上がりを意識しましょう。グラシン紙やコート紙が適しています。

飲食テイクアウト店

テイクアウト店の包装紙は、視認性とブランド認知を重視したデザインが効果的です。お店のロゴを大きく配置し、遠くからでもどのお店のものかわかるようにするのがポイントです。ハンバーガーショップやタコス店など、カジュアルな業態では、ポップなイラストやキャッチフレーズを入れたデザインも人気があります。耐油性のあるグラシン紙や丈夫なクラフト紙がよく使われます。

衛生面の注意点と法規制

食品用包装紙を使用する際は、衛生管理と関連法規の遵守が欠かせません。安全な包装紙を選ぶだけでなく、保管方法や取り扱いにも注意が必要です。

食品衛生法の基準

食品に直接触れる包装紙は、食品衛生法(食品、添加物等の規格基準)に適合する必要があります。これは、紙に含まれる化学物質が食品に移行しないことを保証するための基準です。特に印刷インキについても、食品用途に適した安全性の高いものを使用することが求められます。当社では食品対応の用紙・インキを取り扱っておりますので、安心してご注文いただけます。

保管と取り扱いの注意点

  • 清潔な場所で保管 包装紙は直射日光・高温多湿を避け、ホコリや虫が付かない清潔な場所で保管してください。密封できる箱や袋に入れておくと安心です。
  • 使用前の手洗い・手袋着用 食品を包む作業の前には必ず手洗いを行い、必要に応じて使い捨て手袋を着用してください。包装紙を清潔に保つことが、食品の安全性につながります。
  • 開封後は早めに使い切る 包装紙を開封したら、できるだけ早く使い切ることをおすすめします。長期間開封したまま放置すると、ホコリや匂い移りの原因になることがあります。
  • 食品直接接触面と外装面の区別 食品に直接触れる面と外装面では求められる基準が異なります。用途を明確にし、適切な用紙を選ぶことが大切です。

食品衛生法の詳細な基準や最新の法改正情報については、管轄の保健所にご確認いただくことをおすすめします。当社でも食品対応の包装紙についてご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

小ロット対応と費用の目安

アイリィデザインでは、小ロットからのオリジナル包装紙印刷に対応しています。開業準備や季節限定メニューのテスト販売など、少量だけ必要な場面でも安心してご利用いただけます。

枚数 おすすめ用途 1枚あたり単価の目安 こんな方に
100枚 テスト導入・期間限定メニュー やや割高 まず試してみたい方
500枚 小規模店舗の定番包装 標準的 個人店・小規模店舗
1,000枚以上 日常使いの定番包装 お得 複数店舗・使用頻度が高い方

枚数が多いほど1枚あたりの単価はお得になります。日常的に使用する包装紙は、まとめて注文することでコストを抑えられます。まずは少量でデザインや使い勝手を確認し、その後大ロットで追加注文いただくお客様も多くいらっしゃいます。

コストを抑えるポイント

1
色数を抑える
フルカラーではなく1〜2色印刷にすることで、印刷コストを大幅に削減できます。クラフト紙+1色刷りは特にコスパが良い組み合わせです。
2
定番サイズを選ぶ
特殊サイズよりも定番サイズを選ぶことで、用紙のロスが少なくなり、コストを抑えられます。
3
まとめて注文
使用量を見積もり、ある程度まとまった数量で注文することで1枚あたりの単価がお得になります。
4
納期に余裕を持つ
短納期オプションは追加料金がかかります。余裕のあるスケジュールで注文すると、よりお得にご利用いただけます。

正確な価格は用紙・サイズ・色数・枚数の組み合わせで変わります。詳しくは包装紙印刷のページで料金をご確認いただくか、お問い合わせください。

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よくあるご質問

Q食品用の包装紙に使える用紙はどれですか?
A
食品を直接包む場合は、食品衛生法に適合した用紙を使用する必要があります。当社では食品対応の薄紙(グラシン紙・純白ロール紙など)をご用意しています。食品に直接触れない外装用途であれば、通常の上質紙やコート紙もお選びいただけます。
Qパン屋で使う包装紙は何枚から注文できますか?
A
小ロット100枚から対応しております。開業準備や新メニューのテスト販売など、少量から始めたい場合にも安心してご利用いただけます。もちろん大ロットでのご注文も承っており、枚数が多いほど1枚あたりの単価がお得になります。
Q食品包装紙にフルカラー印刷はできますか?
A
はい、フルカラー印刷に対応しています。お店のロゴやイラスト、写真などを鮮やかに再現できます。ただし、食品に直接触れる面への印刷は、食品衛生法に適合したインキを使用する必要がありますので、ご注文時にご相談ください。
Qデザインデータがなくても注文できますか?
A
はい、デザインテンプレートからお選びいただけるサービスをご用意しています。お店のロゴや店名を入れるだけでオリジナル包装紙が完成します。もちろん、お手持ちのデザインデータ(Illustrator・Photoshop・PDF)での入稿も可能です。
Q納期はどのくらいかかりますか?
A
標準納期は7営業日出荷です。お急ぎの場合は短納期オプションもご用意しておりますので、お問い合わせください。余裕をもったご注文で、よりお得な価格でご利用いただけます。

ご不明な点はカスタマーサポートまでお気軽にお問い合わせ下さい