蒸し暑い夏の夜、提灯の明かりと太鼓の音が響く——夏祭りは地域の絆を深める一大イベントです。

しかし、せっかく準備しても「チラシを見なかった」「日程を知らなかった」という声が出てしまっては台無し。来場者を増やすには、チラシで確実に情報を届けることが欠かせません。

町内会や自治会の担当者の方に向けて、「去年より来場者を増やしたい!」を実現する夏祭りチラシのデザインポイントをお伝えします。

この記事でわかること

  • 効果的な配布時期とチャネル選び
  • 祭りらしさを演出する配色・フォント・イラスト
  • 絶対に外せない必須情報と見せ方
  • 問い合わせを減らす雨天対応の書き方

配布時期とチャネル|2〜3週間前がベスト

チラシは開催日の2〜3週間前から配布を始めましょう。早すぎると忘れられ、遅すぎると予定を入れられてしまいます。

配布チャネル 特徴・メリット
回覧板 地域住民に確実に届く。世帯主が目を通す確率が高い
掲示板 公民館・商店街・駅前など人通りの多い場所に
学校配布 子ども経由で家庭に届く。ファミリー層に有効
地域LINE・SNS 若い世代への訴求に。チラシ画像をそのまま投稿
商店への設置 地域外からの来場者獲得にも効果的

祭りらしい配色・フォント・イラスト

チラシを見た瞬間に「夏祭りだ!」と伝わるデザインが理想です。以下の要素を組み合わせましょう。

配色

  • :提灯、祭り半纏、活気を連想
  • 紺・藍:浴衣、夏の夜空、涼しさ
  • :清潔感、文字の視認性確保
  • 金・黄:アクセント、豪華さ

フォント

  • タイトル:毛筆体、勘亭流、江戸文字
  • 本文:ゴシック体(読みやすさ優先)
  • 日付・時間は大きく太く

イラスト

  • 提灯、花火、うちわ、金魚
  • 浴衣の人物、屋台、かき氷
  • 和柄(波、麻の葉、市松模様)

絶対に外せない必須情報の見せ方

チラシを見た人が「いつ・どこで・何がある」を5秒で把握できることが大切です。

必須情報チェックリスト

【最重要・大きく目立たせる】

  • 開催日(曜日も必須)
  • 開催時間(例:17:00〜21:00)
  • 会場名・住所
  • 祭りの名称

【重要・わかりやすく】

  • 出店・屋台の内容
  • イベントプログラム(盆踊り、花火等)
  • アクセス方法・駐車場
  • 雨天時の対応

【あると便利】

  • QRコード(地図・SNS)
  • 問い合わせ先
  • 主催者名
  • 協賛企業

出店情報とタイムスケジュールの載せ方

「何があるか」がわかると参加意欲が高まります。出店内容とタイムスケジュールは箇条書きで整理しましょう。

出店例

  • 焼きそば・たこ焼き・焼き鳥
  • かき氷・綿あめ・りんご飴
  • 金魚すくい・ヨーヨー釣り
  • 射的・輪投げ・くじ引き

タイムスケジュール例

  • 17:00 開会式・挨拶
  • 17:30 子ども神輿
  • 18:30 和太鼓演奏
  • 19:00 盆踊り
  • 20:30 花火大会 ★目玉

目玉イベント(花火など)は太字・大きめの文字・色を変えるなどで強調すると見落とされません。

雨天時の対応記載で問い合わせを減らす

夏は天候が変わりやすい季節。雨天対応を明記することで、当日の問い合わせを大幅に減らせます。

雨天対応の記載例

  • 「小雨決行・荒天中止」
  • 「中止の場合は当日正午に防災無線でお知らせします」
  • 「予備日:8月16日(日)」
  • 「最新情報は〇〇町内会LINE・Twitterで配信」

印刷仕様のおすすめ

夏祭りチラシは屋外掲示や回覧で使われることが多いため、丈夫で見やすい仕様を選びましょう。

項目 おすすめ仕様
サイズ A4(回覧用)/ B4・A3(掲示用)
用紙 コート紙90kg〜110kg(発色が良い)
印刷 両面フルカラーまたは片面フルカラー
部数目安 世帯数×1.2倍+掲示用+予備

まとめ

夏祭りチラシは地域の一体感を生む大切なツールです。

  • 2〜3週間前から回覧板・掲示板・SNSで配布
  • 赤・紺・白の配色と和風フォントで祭りらしさを演出
  • 日時・場所・イベントを5秒で把握できるレイアウトに
  • 雨天対応を明記して問い合わせを減らす

「去年より来場者が増えた!」と言われるチラシを作りましょう。イベントチラシの作り方も参考にしてください。