冊子の作り方完全ガイド
ページ構成・データ作成・製本方法を徹底解説

初めての冊子制作でも安心!基礎から入稿までのすべてを解説

2025年2月4日 冊子印刷

「冊子を作りたいけど、何から始めればいいか分からない」そんな方のために、この記事では冊子制作の基礎知識から入稿データの作り方までを徹底解説します。

会社案内、製品カタログ、同人誌、記念誌など、どんな冊子でも基本は同じ。この記事を読めば、初めての方でも自信を持って冊子制作に取り組めるようになります。

冊子制作の6ステップ

1

目的・ターゲット
を決める

2

ページ数・サイズ
を決める

3

台割を
作成する

4

原稿・素材を
準備する

5

デザイン・
レイアウト

6

入稿データ
を作成

ページ数の決め方

冊子のページ数には重要なルールがあります。それは「4の倍数」であること。

なぜ4の倍数?

冊子は紙を折って作ります。1枚の紙を半分に折ると、表に2ページ、裏に2ページ、合計4ページになります。そのため、冊子のページ数は必ず4の倍数(8、12、16、20、24ページ...)になります。

一般的なページ数の目安

用途 推奨ページ数 おすすめ製本
会社案内(簡易版) 8〜12ページ 中綴じ
会社案内(詳細版) 16〜24ページ 中綴じ or 無線綴じ
製品カタログ 20〜48ページ 無線綴じ
同人誌(漫画) 20〜36ページ 中綴じ or 無線綴じ
記念誌・社史 48ページ〜 無線綴じ

製本方法の選び方

冊子の製本方法は大きく分けて「中綴じ」と「無線綴じ」の2種類があります。

項目 中綴じ 無線綴じ
綴じ方 中央をホチキス(針金)で綴じる 背表紙を糊で固める
適正ページ数 8〜40ページ程度 40ページ以上
背表紙 なし あり(タイトル入れ可能)
開きやすさ 180度開く ノド付近が見えにくい
コスト 比較的安い やや高め
向いている用途 パンフレット、小冊子 カタログ、書籍、記念誌

台割の作り方

台割(だいわり)とは、冊子の各ページにどんな内容を配置するかを示す設計図です。制作前に台割を作ることで、全体の構成が明確になり、スムーズに作業を進められます。

8ページ冊子の台割例(会社案内)

P1
表紙
P2
会社理念
P3
事業内容①
P4
事業内容②
P5
実績紹介
P6
会社概要
P7
アクセス
P8
裏表紙

台割作成のポイント

  • 見開き(2ページ)単位で考える
  • 重要な情報は序盤に配置
  • 連絡先は裏表紙や最終ページに
  • 読者の「読む順序」を意識する

入稿データの作り方

データ作成の基本設定

項目 推奨設定
ファイル形式 PDF(推奨)または AI/PSD
カラーモード CMYK
解像度 350dpi(写真・画像)
塗り足し 3mm
文字の余白 端から5mm以上
フォント アウトライン化推奨

ページの作り方

よくある間違い

見開き(2ページ分)で1ファイルを作る方がいますが、基本的には1ページずつ単ページで作成してください。印刷会社側で面付け(印刷用に並べ替える作業)を行います。

ノド(綴じ側)の注意点

冊子を綴じる側を「ノド」と呼びます。ノド側は綴じられるため、重要な情報や文字を配置しないようにしましょう。

  • 無線綴じの場合:ノド側から15mm以上離す
  • 中綴じの場合:ノド側から10mm以上離す

入稿前チェックリスト

入稿前に必ず確認!

  • ページ数は4の倍数になっているか
  • ページ順は正しいか
  • 塗り足しは3mm設定されているか
  • 文字は端から5mm以上離れているか
  • ノド側の余白は十分か
  • 誤字脱字はないか
  • 電話番号・住所・URLは正しいか
  • 画像の解像度は十分か(350dpi)
  • カラーモードはCMYKか
  • フォントはアウトライン化したか
  • リンク画像は埋め込んだか
  • ファイル名にページ番号を入れたか

よくある質問

冊子のページ数はなぜ4の倍数なのですか?
冊子は紙を折って作るため、1枚の紙で4ページ分(表2ページ、裏2ページ)になります。そのため、冊子のページ数は必ず4の倍数(8、12、16、20ページなど)になります。中綴じ製本の場合は表紙を含めて4の倍数、無線綴じの場合は本文のみ4の倍数が基本です。
中綴じと無線綴じの違いは何ですか?
中綴じは紙を重ねて中央をホチキス(針金)で綴じる方法で、ページ数が少ない冊子(4〜40ページ程度)に適しています。無線綴じは背表紙を糊で固める方法で、ページ数が多い冊子(40ページ以上)に適しており、背表紙にタイトルを入れられます。
冊子の入稿データはどう作ればいいですか?
基本的には見開きではなく、1ページずつ単ページで作成します。データ形式はPDFが推奨されます。塗り足し3mm、文字は端から5mm以上離す、解像度350dpi、カラーモードCMYKが基本設定です。ページ番号順にファイル名をつけると分かりやすいです。
台割とは何ですか?
台割(だいわり)とは、冊子の各ページにどんな内容を配置するかを示す設計図・構成表のことです。ページ番号、内容、担当者などを一覧にすることで、全体の流れを把握しやすくなり、制作がスムーズに進みます。

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