チケット印刷の用紙選び比較ガイド
コート紙・マットコート紙・上質紙・クラフト紙の4種類を比較。発色・手触り・厚さ・耐久性の違いを解説し、イベントの雰囲気に合った最適な用紙選びをサポートします。
チケットの用紙選びが重要な理由
チケットの用紙は、来場者がイベント当日に最初に手に取るものです。用紙の質感や厚みは、イベントの格やブランドイメージを無言のうちに伝えます。薄くてペラペラのチケットでは安っぽい印象を与えてしまいますし、厚すぎて硬い用紙はもぎりにくくなるという問題があります。
また、用紙によって印刷の発色も大きく異なります。写真やイラストを鮮やかに再現したいならコート紙、落ち着いた上品な仕上がりにしたいならマットコート紙、温かみのあるナチュラルな印象にしたいならクラフト紙というように、デザインの方向性と用紙の特性を合わせることが美しいチケットを作るコツです。
チケットは配布してから使用するまでの間、財布やポケットに入れて持ち歩くことが多いため、耐久性も重要な判断基準となります。以下で各用紙の特徴を詳しくご紹介しますので、イベントの雰囲気やデザインに合った用紙をお選びください。
用紙の種類と特徴比較
用紙スペック比較表
| 用紙 | 発色 | 手触り | 筆記性 | 耐久性 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| コート紙 | 非常に良い | ツルツル | 不可 | 高い | ライブ・コンサート・イベント |
| マットコート紙 | 良い | しっとり | 限定的 | 高い | VIP・演劇・展覧会 |
| 上質紙 | 普通 | さらさら | 良好 | 普通 | 整理券・アンケート・引換券 |
| クラフト紙 | 独特の風合い | ざらざら | 良好 | 高い | 野外フェス・マルシェ・カフェ |
発色の鮮やかさを最優先するならコート紙、高級感と読みやすさを重視するならマットコート紙が最適です。書き込みが必要な場合は上質紙を、ナチュラルな世界観を演出したいならクラフト紙をお選びください。
用紙の厚さ(kg)の選び方
用紙の厚さは「kg(キログラム)」で表します。これは原紙1,000枚の重さを示す単位で、数値が大きいほど厚い用紙になります。チケット印刷でよく使われる厚さの違いを見てみましょう。
- 135kg(薄手) 一般的なチラシに近い厚さ。大量に配布する整理券や引換券など、コストを重視する場合に適しています。ただし薄いため、高級感のあるイベントには不向きです。
- 180kg(標準) チケット印刷で最も一般的な厚さ。しっかりした手触りがありながら、ミシン目でもぎりやすい絶妙なバランスです。ライブ・演劇・イベント全般におすすめ。コストと品質のバランスが最も良い選択肢です。
- 220kg(厚手) 名刺に近いしっかりとした厚さ。手に取ったときの重厚感があり、高級感のあるVIPチケットや記念チケットに最適です。耐久性も高く、保管用チケットとしても優れています。ただしミシン目はやや力が必要になります。
迷った場合は180kgを選んでおけば間違いありません。もぎりやすさと高級感のバランスが取れた最も万能な厚さです。サイズとの関係性についてはサイズガイドもあわせてご確認ください。
イベント別おすすめ用紙
イベントの雰囲気やコンセプトに合わせた用紙選びのおすすめをまとめました。
用紙について詳しく相談したい場合は、お気軽にお問い合わせください。イベントの内容やデザインに合わせて最適な用紙をご提案いたします。