ショップカード印刷の用紙選び比較ガイド
ショップカードの印象は用紙の選び方で大きく変わります。マットコート・コート紙・クラフト紙・ミラーコート・上質紙の5種類について、質感・厚み・発色の違いを詳しく比較。業種別のおすすめ用紙もご紹介します。
ショップカードの用紙選びが重要な理由
ショップカードはお客様が店舗を離れた後も手元に残るツールです。財布やカードケースに入れて持ち歩かれるため、お客様がふとした瞬間にカードを目にしたとき、店舗の雰囲気や体験を思い出すきっかけになります。その際に用紙の質感が良ければ「丁寧なお店だったな」という印象が自然と蘇り、再来店や友人への紹介につながります。
用紙の違いは視覚だけでなく、触覚にも影響します。手に取ったときの厚み、表面のなめらかさ、紙のしなり具合といった要素が、お客様が感じる「品質」に直結します。たとえば高級サロンのショップカードが薄いコピー用紙のような手触りだったら、サービスへの期待値が下がってしまうでしょう。逆に、カジュアルなカフェのカードに上質で厚手の用紙を使えば、こだわりのある店舗だという好印象を与えることができます。
また、用紙によってインクの発色や文字の読みやすさも変わります。光沢のある用紙は写真やカラフルなデザインを鮮やかに見せる一方、マットな用紙は文字がくっきりと読みやすく落ち着いた印象を生みます。店舗のブランドイメージとデザインの方向性を考慮した上で、最適な用紙を選ぶことが大切です。
用紙の種類と特徴
アイリィデザインでは、ショップカード印刷に適した5種類の用紙をご用意しています。それぞれ質感・厚み・発色の特性が異なるため、店舗の雰囲気やデザインのテイストに合わせてお選びください。各用紙の特徴と、どのような場面に向いているかを詳しくご紹介します。
用紙選びに迷った場合は、まずマットコート220kgをご検討ください。質感・厚み・発色のバランスが優れており、どのような業種やデザインにも対応できます。店舗のコンセプトがナチュラル系であればクラフト紙、写真をメインにしたデザインであればコート紙やミラーコートを選ぶと、仕上がりの満足度が高まります。
用紙スペック比較表
各用紙の厚さ・質感・発色の違いを一覧表にまとめました。ショップカードの用途やデザインに合わせて、最適な用紙をお選びください。厚みは「kg」で表記しており、数字が大きいほど厚く丈夫な紙になります。
| 用紙名 | 厚さ | 質感 | 発色 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| マットコート220kg | 約0.28mm | しっとり・なめらか | 落ち着いた発色 | 全業種、高級感重視 |
| コート紙 | 約0.25mm | ツヤあり・光沢 | 鮮やかな発色 | 飲食店、写真メインのデザイン |
| クラフト紙 | 約0.25mm | ざらっとした風合い | 紙色の影響あり | カフェ、雑貨店、ナチュラル系 |
| ミラーコート | 約0.28mm | 鏡面のような光沢 | 非常に鮮やかな発色 | 美容・ジュエリー・コスメ |
| 上質紙 | 約0.23mm | さらっとした素朴さ | 自然な発色 | スタンプカード、大量配布 |
ショップカードは財布に入れて持ち歩くことが多いため、ある程度の厚みがあるものを選ぶことをおすすめします。薄すぎるとすぐに折れ曲がってしまい、見た目の印象が悪くなります。220kg前後の厚さがあれば一般的な名刺と同等の耐久性があり、長期間きれいな状態を維持できます。
発色に関しては、マットコートは色が落ち着いて見えるため上品な印象になりますが、蛍光色や極端に鮮やかな色はやや抑えられます。一方、コート紙やミラーコートは色が鮮やかに出るため、食品の写真やビビッドなデザインに向いています。クラフト紙は紙自体が茶色のため、白い部分がクラフト色になる点にご留意ください。
業種別おすすめ用紙
ショップカードは店舗の業種によって求められる雰囲気が異なります。お客様に与えたい印象や店舗のブランドコンセプトに合わせて、最適な用紙を選びましょう。以下に業種ごとのおすすめ用紙と、その理由をまとめました。
- カフェ・ベーカリー → クラフト紙 温かみのある茶色い紙がカフェの居心地のよい雰囲気と自然に調和します。手書き風フォントや素朴なイラストとの相性が良く、「また来たい」と思わせるアットホームな印象に。焼き菓子やパンの素材感とも親和性が高く、こだわりのあるお店の姿勢が伝わります。
- 美容室・ヘアサロン → マットコート220kg しっとりとした上品な手触りが、サロンの洗練された空間と調和します。マットな質感は照明の下でも反射せず、カット例の写真や店舗情報がどの角度からも読みやすいのが利点です。スタイリッシュでありながら押し付けがましくない上品さが、リピーター獲得に貢献します。
- レストラン・居酒屋 → コート紙 料理の写真を鮮やかに再現できる光沢紙が最適です。色彩豊かな料理写真がそのままの美しさでカードに映し出されるため、お客様の食欲を刺激し来店意欲を高めます。ランチメニューやおすすめ料理の紹介を兼ねたショップカードにも向いています。
- ジュエリーショップ・コスメ → ミラーコート 鏡面のような高光沢仕上げが、宝石やコスメの持つ華やかさと高級感を表現します。商品写真の発色が極めて鮮やかになるため、アクセサリーの輝きや化粧品の色味を忠実に再現できます。ラグジュアリーブランドのイメージを強調したい場合に最適です。
- 整体院・クリニック → マットコート220kg 清潔感と信頼感を伝える落ち着いた仕上がりが、医療・健康系の店舗に合います。文字の読みやすさも高いため、住所・電話番号・診療時間などの情報をお客様が迷わず確認できます。安心感のある印象で、初めてのお客様にも好感を持たれます。
- 雑貨店・ハンドメイドショップ → クラフト紙 手作りの温もりやものづくりへのこだわりを用紙の風合いで自然に表現できます。商品と一緒に手渡すことで、ブランドのストーリーが用紙を通じて伝わります。エコやサステナブルを意識した店舗にもぴったりです。
- フィットネス・ヨガスタジオ → 上質紙 体験レッスンのスケジュールやスタンプカード機能を兼ねたショップカードには、書き込みができる上質紙が便利です。コストを抑えつつ大量配布もでき、イベント時のチラシ配布と合わせて活用できます。
業種ごとのおすすめはあくまで一般的な傾向です。最終的には店舗独自のブランドイメージに合わせて選ぶことが大切です。たとえばモダンな雰囲気のカフェであればクラフト紙よりもマットコートが合う場合もありますし、カジュアルな美容室なら上質紙でフレンドリーな印象を演出するのもひとつの選択肢です。
用紙サンプルの確認方法
画面上で用紙の特徴を確認しても、実際の質感や厚みは手に取ってみないとわからないものです。ショップカードは直接手渡しされるツールだからこそ、触った瞬間の印象がとても重要です。納得のいく用紙を選ぶために、ぜひ用紙サンプルをご活用ください。
用紙サンプルの請求は無料です。複数の用紙を見比べることで、デザインとの相性や店舗の雰囲気との一致度をより正確に判断できます。特に初めてショップカードを作成される方は、実物を確認してから用紙を決定されることを強くおすすめします。
お急ぎの場合や、すでにご希望の用紙がお決まりの場合は、サンプル請求をせずにそのままご注文いただくことも可能です。過去にご利用いただいたことのある用紙であれば、同じ仕上がりでお届けいたしますのでご安心ください。