CDジャケットのパーツ構成と各部の役割
CDパッケージを構成するフロントジャケット・バックインレイ・帯・歌詞カードなど、各パーツの役割とサイズを詳しく解説。初めてのCD制作でもどのパーツが必要かがわかります。
CDパッケージの全体構成
CDのパッケージは複数のパーツで構成されています。市販されているCDを手に取って見てみると、ケースの表側にはジャケット(フロントインレイ)、裏側にはバックインレイ、ケースの側面には帯(OBI)が付いていることがわかります。ケースの中にはディスクとともに歌詞カードやブックレットが入っていることもあります。
すべてのパーツを揃える必要はなく、予算や目的に応じて組み合わせを決めます。最もシンプルなのは2Pジャケット(表裏の1枚もの)だけをケースに入れるパターンで、デモ盤やプロモーション盤に多く見られます。流通販売を前提としたアルバムであれば、4Pジャケット+バックインレイ+帯の3点セットが一般的です。
各パーツにはそれぞれ異なる役割があり、記載すべき情報も異なります。以下で各パーツの詳細を見ていきましょう。用紙選びについては用紙比較ガイドで詳しく解説しています。
各パーツの役割とサイズ
CDパッケージを構成する主要パーツを一覧でご紹介します。
ジャケットのページ数と折り方
フロントジャケットは2P・4P・6P・8Pの4種類のページ数から選べます。ページ数によって折り方や掲載できる情報量が異なりますので、作品の内容に合わせて選びましょう。
| ページ数 | 折り方 | 展開サイズ | 掲載できる内容 |
|---|---|---|---|
| 2P | 折りなし(1枚) | 120×120mm | 表紙+裏面のみ。シンプルなシングルやデモ盤向け |
| 4P | 二つ折り | 240×120mm | 表紙+見開き内面+裏面。歌詞やクレジットを内面に配置 |
| 6P | 三つ折り(巻き三つ折り) | 360×120mm | 6ページ分の情報量。歌詞+写真+クレジットを十分に掲載 |
| 8P | 観音折り・蛇腹折りなど | 240×240mm等 | 8ページ分。ブックレット的な構成で写真集やライナーノーツも |
最もよく選ばれるのは4Pジャケットです。見開きの内側に歌詞とクレジットを配置できるため、アルバムCDの標準仕様として広く使われています。曲数が多く歌詞を全曲掲載したい場合は、6Pや8Pを選ぶとよいでしょう。コストを抑えたい場合やシングルCDの場合は2Pで十分です。
8Pジャケットの折り方には観音折り・蛇腹折り・巻き折りなど複数の選択肢があります。折り方によって開いたときの見え方が変わるため、デザインとの相性を考えて選びましょう。詳しくはお問い合わせください。
各パーツに記載する情報
CDパッケージの各パーツには、それぞれ記載すべき定番の情報があります。漏れなく準備しておくことで、スムーズにデザイン・入稿を進められます。
フロントジャケットに記載する情報
アルバムタイトル、アーティスト名、アルバムアートワーク(メインビジュアル)を配置します。4P以上の場合、見開き内面には歌詞・楽曲クレジット(作詞/作曲者名)・演奏メンバー・スペシャルサンクス・録音スタジオ情報などを記載するのが一般的です。著作権表記(コピーライト)も忘れずに入れましょう。
バックインレイに記載する情報
曲番号と曲名のリスト、各曲の演奏時間、トータル演奏時間、レーベル名・レーベルロゴ、バーコード(流通販売する場合)、著作権表記、製造年を記載します。背表紙部分(約6.5mm幅)にはアーティスト名とタイトルを縦書きまたは横書きで入れます。
帯に記載する情報
キャッチコピー(作品の魅力を伝える短いフレーズ)、価格(税込表示)、発売日、品番、レーベル名、バーコードを記載します。帯のスペースは限られているため、情報を厳選してレイアウトすることが重要です。フォントサイズは7pt以上を確保しましょう。
パーツの組み合わせパターン
制作する作品の種類や予算によって、最適なパーツの組み合わせは異なります。以下に代表的なパターンをご紹介します。
セット注文を活用すると、単品ごとに注文するよりもお得に制作できます。詳しい料金は料金一覧ページでご確認ください。