中綴じ冊子を作成する際、「ページ数は4の倍数にしてください」と言われて戸惑った経験はありませんか。この記事では、中綴じ製本の仕組みから4の倍数ルールの理由、最大ページ数の目安、ページが足りないときの対処法まで解説します。
中綴じ製本の仕組み
中綴じ製本とは、紙を二つ折りにして重ね、中央をホチキス(針金)で留める製本方法です。週刊誌やパンフレット、カタログなど、薄手の冊子に広く使われています。
製本の手順はシンプルです。まず印刷した紙を二つ折りにします。次に折った紙を順番に重ね、最後に背の中央を2箇所ホチキスで留めます。見開きでフラットに開けるため、写真やイラストを大きく見せたい冊子に向いています。
中綴じ製本の特徴
- 見開きで180度フラットに開ける
- 製本コストが安く、納期も短い
- 薄い冊子に最適(8〜48ページ程度)
- 背表紙がないため本棚への収納には不向き
なぜ4の倍数が必須なのか
中綴じ冊子のページ数が4の倍数に限定される理由は、製本の構造にあります。
1枚の紙を二つ折りにすると、表面と裏面にそれぞれ2ページずつ、合計4ページ分の印刷面ができます。この折った紙を何枚か重ねて綴じるため、総ページ数は必ず4の倍数になります。
中綴じ冊子で設定可能なページ数
8・12・16・20・24・28・32・36・40・44・48ページ
たとえば「10ページの冊子を作りたい」という場合、中綴じでは対応できません。12ページにするか、8ページに収めるか、ページ構成を調整する必要があります。
最小・最大ページ数の目安
中綴じ冊子には、製本上の制約から最小ページ数と最大ページ数があります。
| 区分 | ページ数 | 説明 |
|---|---|---|
| 最小ページ数 | 8ページ | 表紙4P+本文4Pが最小構成 |
| 推奨ページ数 | 12〜32ページ | 中綴じに最も適した範囲 |
| 最大ページ数 | 48ページ程度 | これ以上は無線綴じを推奨 |
最大ページ数が48ページ程度とされるのは、紙を重ねすぎるとホチキスの針が通りにくくなり、背の部分が膨らんでしまうためです。48ページを超える冊子は、背表紙を糊で固める無線綴じが適しています。
ページ数と用紙の厚さの関係
中綴じ冊子の最大ページ数は、使用する用紙の厚さによっても変わります。
用紙の厚さ別・最大ページ数の目安
- コート90kg(薄手):最大48ページ
- コート110kg(標準):最大40ページ
- コート135kg(厚手):最大32ページ
- マットコート110kg:最大40ページ
厚い用紙を使用すると高級感が出ますが、重ねられる枚数が減るため最大ページ数も少なくなります。ページ数が多い冊子では、薄めの用紙を選ぶか、無線綴じへの変更を検討しましょう。
ページが足りない時の対処法
「内容は14ページ分なのに、16ページにしなければならない」というケースはよくあります。残り2ページを埋める方法をご紹介します。
ページを埋める5つの方法
- 白紙ページを入れる - 表紙裏や裏表紙裏を白紙にする
- メモ欄を追加する - 「MEMO」や「NOTE」ページを設ける
- 写真・イラストを大きく配置する - 1ページ使って画像を見せる
- 見開きレイアウトにする - 1ページの内容を2ページに広げる
- 会社情報やアクセスマップを追加する - 巻末ページを活用
逆にページ数が多すぎる場合は、文字サイズを調整したり、情報を整理して削減したりする方法があります。どうしても収まらない場合は、ページ数を4ページ増やすか、無線綴じへの変更を検討してください。
まとめ
中綴じ冊子のページ数は、製本の構造上4の倍数(8・12・16・20・24...ページ)に限定されます。最小8ページから最大48ページ程度が目安で、用紙が厚いほど最大ページ数は少なくなります。
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