母の日と父の日は、プレゼントを贈る習慣が定着した年中行事です。この時期を逃さずにチラシで訴求すれば、ギフト需要を自店に取り込むことができます。ターゲットは「贈る側の子どもや配偶者」であることを意識したメッセージ設計が、売上アップの鍵を握ります。

母の日・父の日商戦の時期

母の日は5月の第2日曜日、父の日は6月の第3日曜日です。ゴールデンウィーク明けから母の日商戦が本格化し、その余韻が冷めないうちに父の日商戦へ移行するのが例年のパターンです。

2つのイベントは約1ヶ月の間隔があるため、それぞれ別のチラシを用意するのが理想ですが、「お母さん・お父さんに感謝を届けよう」というテーマで1枚にまとめる手法も有効です。

ターゲット(贈る側)を意識したメッセージ

チラシを見て行動を起こすのは、プレゼントを贈る側です。20代〜50代の子ども世代や配偶者がターゲットとなります。「いつもありがとうの気持ちを込めて」「年に一度の特別な贈り物」といったフレーズが効果的です。

「何を贈ればいいかわからない」という層に向けて、価格帯別のおすすめや人気ランキングを掲載すると、選びやすさを提供できます。父の日は盛り上がりにくい傾向があるため、お酒やグルメ、趣味のアイテムなど男性が喜ぶ商品を前面に打ち出しましょう。

ギフト商品の見せ方

ギフトチラシでは、商品単体ではなく「贈るシーン」を想像させるビジュアルが効果的です。花束を渡す瞬間や、食卓を囲む家族の笑顔など、感情に訴える写真を使いましょう。

予算別に「3,000円台」「5,000円台」「10,000円以上」とカテゴリ分けすると選びやすくなります。ラッピングサービスやメッセージカードの対応も目立つ位置に配置し、このお店で買えばすぐに渡せるという安心感を与えましょう。

配布時期(4月下旬〜5月上旬/6月上旬)

母の日チラシは、ゴールデンウィーク前の4月下旬から配布を開始するのがベストです。連休中に実家へ帰省する層、連休明けに駆け込みで購入する層の両方にアプローチできます。

父の日チラシは6月上旬に配布します。チラシ印刷は配布予定日の2週間前には発注を完了させておくと安心です。ゴールデンウィーク期間中は印刷会社も休業日があるため、早めの手配を心がけてください。

業種別活用法(花屋/飲食店/雑貨店)

花屋: カーネーションだけでなく、紫陽花やバラのアレンジメントも人気です。価格帯を複数用意し、配送サービスの有無を明記しましょう。父の日には観葉植物やミニ盆栽を提案できます。

飲食店: 「家族で食事に連れて行く」というギフトスタイルが定番です。限定コースやデザートプレートのサービス、テイクアウトのオードブルセットなどを打ち出しましょう。

雑貨店: エプロン、マグカップ、ハンカチなど普段使いのアイテムがギフトとして選ばれます。名入れサービスやギフトセットの提案も効果的です。

まとめ

母の日・父の日は、ギフト需要を確実に取り込めるチャンスです。贈る側の気持ちに寄り添ったメッセージ設計と、選びやすい商品提案がポイントとなります。母の日は4月下旬から、父の日は6月上旬から配布を開始しましょう。

クリスマス販促と同様に、早めの準備がライバルとの差を生みます。今年の販促計画に、ぜひ取り入れてみてください。